新港中央広場から道路を渡ると、そこが赤レンガ倉庫街。２つの建物の中間スペースが「イベント広場」だ。今は「ガーデンネックレス横浜」の一環としてお花畑が作られていて、その奥には軽食の移動屋台や苗木などの販売コーナーもある。お花畑に植えられているのは、
・ビオラ
・パンジー
といったところ。彩りよく植えられているので、遠目には絵画のようにも見える。
そうそう、この写真の遠景に見えるのは手前からAPAホテル、北仲ノット、横浜市役所である。市役所も綺麗な建物で、来月にはバラの展示会などのイベントを行うという。一番高いのが僕らのコンドミニアム、手前のAPAホテルは他では見られないほどの規模と豪華さ。入り口だけ見ただけだが、車寄せ上のシャンデリアなどラスベガスの豪華ホテルを思わせる。ちなみにさらに手前のエリアに建設用クレーンが見えるが、横浜市の市庁舎増設だという。もう十分な規模の市役所だと思うのだが、350万都市おそるべしである。
お花畑に見とれていると、家内のガーデン好きの虫が動き出したらしい。奥の販売コーナーに行ってしまった。お花畑周辺にも販売コーナーにも人が増えてきたのだが、子供連れの比較的若い人が多い。熱海でこんなイベントをやれば間違いなく僕らが「若いもん」なのだが、ここでは高齢者夫妻である。
犬（というよりお犬様）を連れた人も多い。小型犬の大半には、可愛い服が着せてある。ベビーカーの多さもあって、観客は遠くからの来訪者は多くなく、地元の人中心だと思われる。タワマンでペットや子供と暮らしている、セレブの休日ということかもしれない。
苗木コーナーに捕まってしまえば、家内はそう簡単には戻ってこない。僕は会場のさらに奥に行ってみることにした。そこでは「水素で走る燃料電池EV車（FCV）」が展示されていた。クルマの名前は「Mirai」、製造元はニッサンである。
「ゴーン事件」などで揺れるニッサンだが、もともとは技術の会社。クルマに興味のない僕にしても、商売上手なトヨタよりは好感が持てた会社だった。次世代の自動車用技術については、期待したいとも思う。
おや、家内が両手に苗木を抱えて歩いてきます。バラの苗木を買ったらしい。これも「熱海雑草園」で咲くことになるのでしょうね。まずは苗木を置きに、部屋に戻りましょうか。
