2つ目のセッションは「インド太平洋地域での日英協力から:サイバー分野を例に」というもの。ここでも日英から4名のパネリストが登壇して、サイバーセキュリティ関連の日英協力について、現状課題や今後の注目点などを述べた。
2つ目のセッションは「インド太平洋地域での日英協力から:サイバー分野を例に」というもの。ここでも日英から4名のパネリストが登壇して、サイバーセキュリティ関連の日英協力について、現状課題や今後の注目点などを述べた。
先週、英国の最新鋭空母「Queen Elizabeth」を中心とする艦隊(CSG21)が横須賀に寄港した。英国大使館がこれを記念したオンライン会議をするにあたり、僕にも案内をくれたので喜んで参加した。主催したのは「英国王立防衛安全保障研究所:RUSI」というシンクタンク。大英帝国の伝統を受け継ぐ、安全保障領域での有数のシンクタンクだと聞いた。
冒頭、駐日英国大使と自民党国防部会長から基調講演があり、今回のQE艦隊の来航は、非常に大きな政治的意味を持つこと、単なる軍艦派遣(砲艦外交)ではなく、日英の安全保障分野での協力関係を積み上げた結果であり、これからの協力強化に向けた象徴といえることが分かった。
その後日英の専門家が参加しての、オンラインパネルディスカッションの1時間ものが2つ。けっこう肩の凝る会議だったが、非常に興味深いものになった。英国本土や、横須賀に繋留中のQEの艦上からも接続されたオンライン会合である。最初のセッションは「英国空母艦隊来航と日英安全保障協力の将来~インド太平洋での海洋安全保障協力」と題されていて、パネリストたちは、
いよいよ今週末、自民党総裁選が告示される。市民連合のよびかけで、立憲・共産・社民・れいわの4党の共同政策が発表されているが、
◇志位委員長:結党以来の政権奪取の機会がきた。
◆枝野代表:共産党との連立は考えられない。
というちぐはぐさで、とても自公政権に対抗できるまでに育ったとは思えない。だから、どうしても「コップの中の戦争」と揶揄される自民党総裁選に注目が集まる。
1年以上にわたり全米を巡る一大キャンペーンを繰り広げる米国大統領選挙、これに一番近いものを日本で探すと自民党総裁選になる。今年は「COVID-19」禍でもあるから、全国を巡る演説ツアーはないかもしれないが、20年前の小泉候補が「自民党をぶっ壊す」と絶叫した選挙は、いまでも覚えている。
3名の候補者が名乗りを上げ、その政策構想は出そろった。
・河野候補「雇用重視、企業に減税」
・岸田候補「中間層への配分重視」
と日経紙は見出しを付けた。
突破力が魅力の河野候補は、意外なほどモデレートな政策構想。現職閣僚ゆえ、あまりとんがった発言(例えば「ぶっ壊す」)がしづらいこともあるかもしれない。高市候補は「タカ派」とされるが、国際情勢への危機感は的確で安全保障関連の政策はうなずける。ただ国内の選挙では、外交・防衛はあまり重視されないのが恨み。岸田候補は1年前の総裁選にも立候補、成長戦略修正を唱えた書籍も出版していた。
総裁選向け緊急出版 - 新城彰の本棚 (hateblo.jp)
今回は、コロナ難民ゼロ・党役員任期制限なども加え、修正資本主義から一歩進んだ「新自由主義の排除」まで進めたのが目新しい。
各候補自信のある「攻めの政策」を出すのは当然だが、自民党総裁=日本国首相であることから、いろいろ「踏絵」を踏まされることになる。得意ではない分野や過去の発言を捉えられて「守りの政策」を表明しなくてはならないこともある。代表的なのは、
・原発どうするか、ゼロならどうやってエネルギーを賄うか。
・皇室継承問題をどう考えるか、女性天皇・女系天皇・旧皇族復帰等。
・党是としての憲法改正に取り組む姿勢は。
さらにキングメーカーの気配もある安倍元総理の顔色を見ながら、もりかけ問題等の再調査も話題に上った。僕としては、各候補の「攻めの政策」を中心に公開討論をたくさんやってほしいと思います。
サイバーセキュリティ先進国としての英国には、以前からいろいろ教えてもらっている。「COVID-19」感染以前の最後の海外出張も、英国のロンドン・カンタベリーでの国際会議だった。日本にいても、毎年のようにサイバーセキュリティ関連イベントを英国大使館が主催してくれて、今年もオンラインではあるが参加させてもらった。
そのご縁でだが、空母「クイーン・エリザベス」の極東派遣を機にしたレセプション・パーティに招待された。もちろん「COVID-19」禍ということで、これもオンライン開催。先日「オンラインOB飲み会」というのを初体験したのだが、英国大使館はどうするのだろうと思っていた。すると、とても嬉しいサプライズがやってきた。
ロングボトム大使名義で、4地域(北アイルランド・ウェールズ・スコットランド・イングランド)の特産品の詰め合わせが贈られてきた。これでパーティに参加してくださいということらしい。左から、
□ブッシュミルズ12年物(北アイルランド産、アイリッシュウィスキー)
◆フェンティマス・ボタニカルドリンク(イングランド産、バラの香りのレモネード)
◇アイランドベーカリー(スコットランド産、オーガニック・ビスケット)
■ティナント・ミネラルウォーター(ウェールズ産、ピュアナチュラルウォーター)
◆イートリアル・フムスチップス(イングランド産、トマト&バジル風味のスナック)
という具合。英国で暮らしたこともある家内は、抹茶ブレッドやウェールズのジャムに大喜び。このジャム、日本の食料品店でも見かけるのだが、けっこうなお値段とのこと。スナックやビスケットは、ディナーのスターターとしてちょっとずつ食べられたらいいな。もちろん僕はブッシュミルズ、先日の「横浜タワマン研修」でも呑んだのだが、もちろん12年物ではない。
本来はパーティの時に使ってくださいということなのだろうが、英国4地域自慢の特産品は、日常の中で少しずつ利用させていただきたい。ちょっとした英国旅行気分も味わえるだろうし。
最新鋭空母の極東派遣という、やや物騒なきっかけのパーティですが、日英交流には意義あることと思います。もちろん当家の食卓の発展にも役立ちますしね。
懐かしい人たちから、久し振りの案内が来た。2年前、品川駅南口の地下で紹興酒を酌み交わした20~30年前の仕事仲間の会。
品川駅前、中華居酒屋「絵芙」 - Cyber NINJA、只今参上 (hatenablog.com)
この人たちのビジネスルーツは名古屋の事業所、僕を含めて半分くらいの人は東京・神奈川エリアに異動しているので、この時品川に集まったのはそのエリアに居住している人たちだ。自称「関東組」。
当然「名古屋組」もいるわけで、お誘いがあったのはそちらの方から。顔を合わせての宴会は「COVID-19」感染拡大のせいで2年間出来ていないが、幸か不幸か「オンライン飲み会」という手段なら「関東組」も「名古屋組」もない。
休日の18時からこのURLにつないでくれとのメールが来た。つまみ・飲み物は自分で用意せよ(当然だが)とある。口の悪い人達相手に、何を用意するべきかちょっと迷った。
・てめー、まだそんな子供の飲み物を呑んでやがんのか。
・なんだ、その服装は。それにしょぼいもの食ってやがるな。
など、難癖付けられそうな気がする。物理的な宴会なら、料理も酒も場所も幹事が決めるので、服装に気を付ければいい。それに普通の会社帰りで十分。
悩んだ末、15時ころに遅めの昼食をたっぷり食べ、飲み会中は乾きものおつまみ程度にすることにした。飲み物だけはちょっと背伸びして、とっておきの「Wild Turkey」。若いころ大好きだった、101Proof、つまりアルコール度数50.5度の強いお酒。当時はオンザロックで呑んでいたのだが、今はそんなものは呑めない。大きめのグラスを用意し、外目にはオンザロックに見えるようにした。これで準備完了。
定刻前に会合は始まり、合計9名が集まった。50~70歳代で、2人は僕より若い現役組、残り6人は「悠々自適」の人達だ。かまびすしいのは、当然悠々組。親分格の人が、
・今どうしてる?
・奥さん元気か?
などと声をかけているうちは良かったが、誰かが、
「おー、NINJAのところは土石流だったそうだな」
と言い出して、現場からは1km離れて無事でしたよと応えると「残念だ。死ねば良かったのに」と言われる始末。ひとわたり悪口を我慢していると、その後はゴルフ自慢・趣味自慢になっていった。
初めてのオンライン飲み会、まあ便利でしたね。またやりましょうかね。