Cyber NINJA、只今参上

デジタル社会の世相をNINJAの視点で紐解きます。

今度は中伊豆(河津七滝)

 7月に「Discover伊豆」企画としゃれこんで、西伊豆堂ヶ島に旅行した。これがまずまず家内に好評だったので、今度は中伊豆旅行を考えた。中伊豆の幹線は、河津町から伊豆市へぬける路線バス。途中温泉地がいくつもあるが、今回は湯ヶ島温泉に宿泊することにした。「たつた」という旅館があり、その売りは「川床料理」。

 

 修善寺駅脇を流れる狩野川の上流で、猫越川が合流するところにあり、猫越川に張り出したテラス席で食事を楽しめるという。暑さに閉口していたのでさっそく予約し、往路と復路を考えた。結局、

 

◆往路 来宮駅からJR伊東線伊豆急で河津へ、そこから東海バス河津七滝を経由して湯ヶ島へゆく

 

◆復路 湯ヶ島からバスで少し戻って浄蓮の滝を見学、修善寺から鉄道で熱海へ戻る

 

    

 

 ことにした。来宮~河津間は1時間強、河津から河津七滝までは30分ほどだ。天城峠を源流とする河津川は、この辺りの標高差が大きい。大小さまざまな7つの滝(現地ではタルと発音)が集まっていて、渓流が美しい。

 

    

 

 中央に位置する初景滝は比較的大きく、ここから上流に行くには長い階段を登らなくてはならない。滝の前には大勢の観光客がいて「伊豆の踊子」の銅像もある。日差しは強いのだが、水しぶきとマイナスイオンが空気に混ざり、とても心地よい。体感気温は5度ほど下がった印象。

 

    


 最も下流にある大滝が一番規模が大きいのだが、そのひとつ上流にある出合滝は、二つの渓流が出会い、美しく深みのあるブルーが印象的だった。数十人の子供たちが貸し切りバスでやってきて、ライフジャケットを付けて渓流へと降りて行った。随分はしゃいでいるが、まさか滝に飛び込むのではないだろうね。

 

 改めてバスで湯ヶ島に向かう途中、有名な「河津七滝ループ橋」を通る。滝が多いのは、高低差があるということ。道路も急になってしまうので、半径80mで2重らせんの橋を作り、高低差45mを一気に駆け上がる。1981年の竣工らしいが、40年余りを経過して、このメンテナンスをどうするのか専門家に聞いてみたくなった。

 

<続く>