Cyber NINJA、只今参上

デジタル社会の世相をNINJAの視点で紐解きます。

Lobby Lounge 東京 日比谷 BAR

 隅田川を眺める年末の滞在、4泊5日の最初の夜の食事は、東京メトロ京橋駅直結の<Lobby Lounge 東京日比谷 BAR*1>で、ちょっとハイティーっぽいディナーを予約しておいた。今月<アニヴェルセルカフェ表参道*2>を予約したのと同じ「OZモール」で探すと、X'masイブのこの夜はほとんど空きがなく滑り込みセーフ。ほっとして、この夜を待っていた。

 

京橋の「明治屋」の周辺のイルミネーション

 小雨の中を日本橋でバスを降り、高島屋の地下の食材売り場などを冷やかしながら、南に向かって歩いて行った。<明治屋>の古いビルが目印で、その奥にエドグランサウスというエリアがある。<アニヴェルセル>が結婚式場併設の華やかなところだったのに比べ、こちらは落ち着いた大人の空間で、3階を占めているのが<Lobby Lounge 東京日比谷BAR>。

 

    

 

 ハイティーではないが、7品のコース料理は軽めなもの。メインは100種類以上あるというカクテル/ドリンクで、2時間呑み放題である。X'mas Eveのこの夜、特別なウェルカムドリンクは、イチゴを浮かべたスパークリングワイン。

 

    


 クリームチーズを雲丹ソースに絡め、クラッカーでいただく。シュルキトリと合わせて、これが最初の2品。家内はその後各国のグラスワインを、僕はジン・ウォッカテキーラ・ラムベースのカクテルを片端から呑んだ。とはいえ、4種のスピリッツの違いが感じられるように、ジュースで割ったりしない。ひたすら蒸留酒トニックウォーターにした。

 

        

 

 特徴的だったのは、燻製したポテトを使ったサラダを詰めたコーン。溶けないアイスクリームというのが、売り文句。ただの奇をてらったつまみでは無く、本当に美味しかった。

 

 ちょっと周りがうるさかったけれど、いいX'mas Eveになりました。大人のお祝いですね。ごちそうさま。

 

*1:LOBBY LOUNGE 東京 HIBIYA BAR | 【公式】日比谷Bar

*2:ハイティーを表参道で楽しむ - Cyber NINJA、只今参上

熱海の隠れ家レストラン「A Tutta」

 年末も近づいてきて、何かと忙しい日々である。その合間を縫って東京滞在など試しているのだが、たまには地元熱海でもそれなりのディナーを食べたい。そんな思いで探していたら、起雲閣近くの路地でこんな店(*1)を見つけた。

 

「A Tutta」とはイタリア語の「全力で」

 開店して1年ちょっとのイタリアンレストラン。オーナーシェフ一人で切り盛りしていて、ディナーは1日6人限定、コース料理のみである。土曜・日曜は満席だったのだが、金曜日に2席空いていて早速予約した。とっぷりと暮れた午後6時、田舎者の夫婦はちょっと緊張してドアを開けた。

 

 格好のいいシェフが出迎えてくれて、カウンター中央に案内された。予約したのは、前菜3種・パスタ2種・メイン・ドルチェ・食後の飲み物のコース。開業当時は5,500円からだったというが、今は9,000円から。お試しの後、客層を絞り込んだマーケティング結果だと思う。

 

イシモチのカルパッチョ万願寺とうがらしのソース

 まずヴァイツェンビールを注文し、ワインはエミリア・ロマーニャ州の白を選んだ。食用花を飾ったり、ソースの色が引き立つ器を使うなど、イタリアンなのにフレンチのテイストがある。

 

大活躍のシェフ

 シェフは一人で、揚げ物鍋・グリル・オーブン・フライパンを巧みに操り、6人分の料理を仕上げていく。その間、客のグラスの空き具合を見たり、問いかけをしたりと八面六臂の大活躍である。

クレソンと炒め、カラスミ紛をふったパスタ

 アルデンテのスパゲッティとニョッキが次々に出てきて、美味しくいただいたのにまだ満腹にならない。一品一品が丁寧な仕事で旨味を増しているが、量はそんなに多くないということ。白ワインが空いたので、グラス赤ワインを追加。

 

鹿モモ肉のロースト、季節の野菜と共に

 バルサミコ系のソースを付けて、分厚い鹿肉を食べた。その後のドルチェやコーヒーも含め大変満足できるディナーになった。

 

 なぜ熱海にと聞くと、伊豆の食材が気に入ったからとの答えでした。ワインもオーガニック系中心に豊富でしたし、また「特別な日のディナー」で来たいとおもわせるお店でしたよ。ごちそうさま。

 

*1:熱海にイタリア料理店「A TUTTA」 地産地消の隠れ家レストラン目指す - 熱海経済新聞

到着ディナーは「肉専科はふう」

 今夜のディナーは、篠田静夫著「ぶらり呑助舌つづみ*1」に紹介されていた「肉専科はふう」さんを予約済み。オーナーの実家が精肉卸業で和牛肉は折り紙付き、赤ワインに合う料理が豊富とのことだ。

 

        

 

 すっかり暮れた京都中心部を、京都市役所から麩屋町通りを上っていき、夷川通りを越えたところにその店はあった。

 

        


 12名ほど座れる長いカウンターと、奥に10名くらいは入れる部屋があるだけの小さな店。しかし京都の名店としては、普通の店構えなのかもしれない。カウンターの中央に案内されて、メニューを見た。ステーキのコース料理などは重すぎると感じたので、アラカルトで注文。

 

ビールとアミューズ

 呑みすぎないように、食前酒のビールはミニマムにした。お通しとして出てきた、チキンのバジルソースがとても美味しい。期待がいやでも膨らむ。注文したのは、

 

・和牛の特選焙り肉

・シーザーサラダ

ガーリックトースト

・和牛のカツレツ

 

 の4品。サラダとトーストを前菜に、家内のメインが焙り肉、僕のメインがカツレツのつもりだったが、お店の方は上記の順番に、2人がシェアして食べると思っていたらしい。ミニサイズのビールを空けると、カベルネ種の赤ワイン、ロバートモンダヴィが出てきて、焙り肉でいただくことになった。

 

和牛の特選焙り肉とロバートモンダヴィ

 ワサビ・大根おろし・塩が付いてきて、タレも3種用意してくれた。ワインはバーボン樽仕立てで、微かにバーボンの香りがする。奥のテーブルには日本人の団体がいるのだが、カウンターの半分以上は外国人ペア。

 

グレービーソースに浸した和牛カツレツ

 外国人たちは正々堂々コース料理を頼み、飲み物はまちまち。ワイン・日本酒・ビール・スピリッツとなんでもありである。隣に座った日本人カップルは、お酒も飲まずカレーライスを食べている。

 こんなにまちまちな注文なのに、どの客も大事にされていると感じる。名店の条件は味だけではないと痛感した。食べすぎず、吞みすぎず、ベストな到着ディナーになりました。今度はおなかを十分空かせて、コース料理に挑戦したいです。

 

*1:癒しのドリンク店30選* - 新城彰の本棚

この夏は東伊豆(ホテル湯苑の湯と料理)

 熱川バナナワニ園を堪能して、伊豆急の駅に戻ってきた。今日の宿は、2駅先の伊豆稲取にある「稲取東海ホテル湯苑」さん。駅から1kmほど先の、海岸沿いにある温泉旅館である。

 

ホテル湯苑のロビーから海を臨む

 ロビーは広々としていて明るく、海が一望できる。稲取駅と隣の片瀬白田駅の間の伊豆急線は、伊豆七島を臨む海岸沿いを走るのが有名なスポットだ。稲取は金目鯛などが獲れる漁港としても知られている。温泉は57度の塩化物泉を湧出し、冷え性や切り傷に効くという。

 

 客室の4割ほどが、ベランダに露天風呂が付いた特別室。今回空き室があるということで、無料でアップグレードしてくれた。

 

客室の露天風呂

階下を見下ろすと、直ぐそこが海岸線

 大浴場はとても広く、バラエティ溢れる湯が楽しめた。打たせ湯・寝湯・洞窟風呂・サウナ・水風呂・ハーブ風呂等々。夕食時間になって食堂に降りていくと、半個室に食事が用意されていた。

前菜だけでこの物量

特にお刺身盛り合わせは凄い

 食堂の入り口でお刺身を2種選べと言われたので、金目鯛とホウボウをお願いした。それが手前にあって、ハマチ・マグロ・サザエ・桜エビが加わっている。ワサビは伊豆産のおろしたて、ハーブ塩も付いていた。お酒は卓上のQRコードスマホで読ませて、ホテルのサイトから注文する方式。古風な旅館なのに、こういうところはハイテク。

豚しゃぶと伊勢海老のクリーム煮

 もうこれだけで日本酒の2~3合はイケてしまうと思っていたら、早々に次の2皿が運ばれてきた。いずれもメインディッシュになりそうなボリューム。豚しゃぶは豆乳で煮て、ポン酢でいただく。伊勢海老のクリーム煮は、まろやかな中にしっかり海老の出汁が効いている。

 

 もちろん全部美味しいのだが、物量に圧倒されてお酒の方が進まなくなってきた。そしてさらに・・・。

 

ラスボス金目鯛の煮つけ登場

 銘柄米のご飯を卓上で炊き始めるとともに、味噌汁椀と金目鯛の煮つけ(これで2人前)が運ばれてきた。正直お腹いっぱい。取り分けてくれた煮つけはとても美味で、残った汁を下げられたときは、残念にすら思った。なんとか鯛の身を食べつくすので、精一杯。とてもデザートまで進めなかった。

 

 よろよろと部屋に戻り、汗を流すのではなく腹ごなしのために露天風呂に入った。沖に浮かぶ船の灯りを見ながら・・・。いつ眠ったのか、覚えていない。

 

<続く>

日本橋富山館「富山はな作」

 足掛け25年の付き合いのある総務省のキャリア官僚が「卒業」した。最低3ヵ月は浪人中ということで、ささやかな卒業祝いをすることにした。選んでもらったお店は、日本橋駅直結三越本店の南にある「富山はな作*1」。

 

    

 

 富山県のアンテナショップが入る<日本橋富山館>の1階にある和食レストランだ。富山県は豊富で独特な海産物に恵まれているが、清流の水も海洋深層水も有名な水どころ。当然米どころでもあり、美味しい日本酒が一杯ある。

 

 彼とは何度もパーティで一緒しているのだが、腰を据えて飲んだことは一度も(多分外国でも)ない。そういえば出身地なども聞いたことがない。まだ明るい18:30にメンバーがそろってスタートすると、相棒が彼の経歴を調べていて、相棒の連れ合いの先輩だということが分かった。

 

    

 

 前菜5点盛りは、左下からローストビーフ、バイ貝の煮もの、白エビの唐揚げ、ホタルイカの沖漬け、魚の真丈である。ビールを飲みながら学生時代の話になった。僕は大学も地域も違うのだが、理系であることは同じ。学生時代の研究室が、医療デジタル系という共通点がある。

 

    

 

 お造りは、富山湾のオールスターキャスト。いずれも一仕事してある、鰤・鰆・鰹等々。これらの魚の頭肉が、前菜の真丈に使われている。これに合わせて、富山のお酒「満寿泉」を注文。今の仕事の前にもう一つ共通点があったのが、防災系。彼は実際に各地を巡り、地形の特徴や防災上の弱点などをよく知っている。大阪平野は戦国時代までは巨大な河川敷、大阪城のあるところだけが台地だった(*2)。

 

 地形の話と言えば、富山湾はとても深い海。黒部川は欧州人から見れば「滝」だよと応じて、そのまま絶壁が湾中に向かうから深い、ゆえに深海魚が獲れるなどと話し合った。

 

    

 

 〆のご飯は、鮭わっぱめし。とびっこのアクセントが効いているし、味噌汁のおぼろ昆布がいい味。全く今の仕事の話はできませんでしたが、これが最後というわけではないからいいですよね。新天地が決まったら教えてね、また一緒にできることがあったらと約束して会食を終えました。美味しくて、友情も温められたいい食事でした。

 

*1:和食レストラン - 富山 はま作 | 日本橋とやま館

*2:そこに石山本願寺があって、織田信長が攻略に10年かけた