勉強会は盛況のうちに終わり、主催者に連れて行ってもらったのは白川公園の北側にある広東料理の銘店「茗圃」。会場からはほんの100mほど、とっぷりと暮れて割合冷え込む街中を歩いて行った。
奥の丸テーブルに案内されて、悪い警官役の人（失礼！）と奥の席に着き、まずはビールを注文した。結構しゃべったので、のどが渇いていたから。最初は勉強会の続き、国際的なサイバーリスク状況や、先進的企業の取り組みの話が中心だったが、そのうちに名古屋と言う街の話になった。
主催者の人たちの中には地元出身の人がいるし、他の地域から来た人もいる。米国勤務経験のある人もいて、僕は米国から見た日本と東京から見た名古屋の相似形の話をした。いずれも同一民族中心で気持ちよく固まっていて豊か、多民族の競争によるアクティビティには欠けるが中にいると気にならない。そんな失礼な話をしているうちに、夜が更けていって〆の炒飯が出てきた。多分マツタケ入り。
他の料理ももちろんだが、これは特に美味しかった。この街にいたころは聞いたことも無いお店。中華料理と言えば地下鉄終点駅前の店か、大学側の「シナチュウ」しか知らなかった僕である。
翌朝は朝食ミーティングに誘われていたので、早めにチェックアウトして指定されたマリオットホテルに向かった。地下鉄東山線で１区画乗るだけなのだが、ずいぶん改装されていて戸惑ってしまった。会場はマリオットの15階ロビー階にある「パーゴラ」。鈴鹿山脈を臨む見晴らしのいい広いフロアに、多彩な料理が用意されているバイキング式の朝食である。
昨日の勉強会のフィードバックから始まって、今後どういう具合に進めて行ったらいいかの相談をした。この種の話はある程度継続して状況をUpdateしていかないと、聞いた瞬間は「セキュリティ大事」と思ってもらっても忘れられやすいのだ。
そんな話をしながら僕が持ってきたのは、中央にインゲンの和え物、左下から時計回りに、フルーツを挟んだクロワッサン、ミニひつまぶし、味噌串カツ、焼き魚である。僕の好きなモノばっかり！
このホテルは名古屋駅に直結したツインタワーにあり、このレストランは宿泊客だけでなく多くの女性客に人気のスポットなのだという。夜も朝も、名古屋の銘店に連れて行ってもらいました。主催者の方たちに感謝です。ごちそうさまでした。その分、働きますからね。
