Cyber NINJA、只今参上

デジタル社会の世相をNINJAの視点で紐解きます。

名古屋めし三昧(後編)

 宴たけなわとなって、部会の活動について聞くことができた。商工会の(部会)ミッションとして、いろいろな国にツアーを組んでおられるよう。「いや手続きんとこは○○君(商工会事務局の人)がやってくれるでよ。俺ぁあそこ行きてぇ、ここ行きてぇな~というだけやが」と仰る。最初は海外の製造業事情視察目的だったが、そのうち連携相手を探す旅になり、最後(2019年末)にイスラエルまで行かれた由。「早うコロナがよ~なって、行けるようになるとえ~がね」と部会長さん。○○君も「ほ~ですなぁ」と同調する。

 

    

 

 久しぶりに名古屋弁の嵐に巻き込まれて、ついこちらもつられそうになった。目の前にあるのは「名古屋めし」だし。もうお腹いっぱいに近いのだが、メニューはこれからが本番。立派な白焼きがでてきた。お造りは濃口醤油(たまりという)だが、こちらは薄口醤油とワサビでいただく。鰻本来の味を味わえる食べ方、ふっくらと焼きあがっていてさすがは銘店。

 

 もう満腹で、2本目のお酒を頼むのも躊躇するほどなのに「これからご飯ものです。ひつまぶしとウナ丼が選べます」とのこと。無理かなとも思ったが、せっかくの機会である。本場のひつまぶしをいただくことにした。

 

    

 

 ご飯の上に刻んだ蒲焼を乗せたもの。半分をそのまま食べ、残りにあさつきとワサビを添えてだし汁をかける。1杯で2度おいしい食べ物だ。正直、銘店でいただくのは初めて。文句なしに堪能した。

 

 相棒と2人、小雨の中を名古屋駅近くのホテルまで送ってもらい、まだ宵の口だったが疲れもあって直ぐに眠った。翌朝はすっかり晴れ、早く起きてチェックアウトした。ただ帰るだけではもったいない。名古屋駅まで歩いてきて、ここで最後の「名古屋めし」としたい。

 

    

 

 新幹線ホームに行けば「住よし」で食べられるきしめんだが、駅構内の麺どころで朝食にした。25~35年前、東京へ出張に出る時、朝食を食べた食堂街。今は「名古屋駅麺通り」と改装されていた。そこで注文したのは「ざるきしめん」。

 

    

 

 暑い時期、時には氷を浮かべる冷たいきしめん「きしころ」を食べたものだが、この店にはそのメニューが無かった。太めの平打ち麺が、少しだけ盛られてきた。つけ汁はちょっと濃い目、刻み葱・ショウガ・ゴマを汁に混ぜていただく。昨夜が食べ過ぎなので、このくらいでOK。

 

 なかなかバリエーション豊かで、懐かしい名古屋めし三昧でした。また来ますよ。