Cyber NINJA、只今参上

デジタル社会の世相をNINJAの視点で紐解きます。

「TITAN」の世界の闘い(1)

 「Stay Home Week」となってしまい、この週末にはにはビデオ会議も入ってこない。それならばと、懐かしいビデオ映画など見ていた。さらに昔懐かしいボードゲームを、本棚の上から降ろしてきた。眺めているうちに久しぶりにやってみようと、部屋の片隅に場所を作った。

 

 かつては8畳間一杯に広がるMAPに、3,000個のコマを並べるような「荒行」をしたこともある。さすがにそんな真似はできないので、選んだのはアバロンヒル社のファンタジーゲーム「TITAN」。

 

https://nicky-akira.hateblo.jp/entry/2019/04/26/120000

 

 このゲームは、6人までのプレーヤーがそれぞれの色を持ったTITAN(巨人族)となって覇を競うものだ。カラフルだが複雑な地形には、その地形ならではの生物が住んでいて彼らをリクルートして軍団を強化してゆく。軍団は分割して戦略ボード上を進撃させるのだが、直に敵の軍団に阻まれて動けなくなってしまう。そこで衝突が起きると、その地形毎に設定されている戦術ボード上での立ち回りとなる。

 

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 多くの敵の生物を血祭りにあげることで、TITANの体力も上がってゆくのだ。最初は原始的な生物だけだった軍団が、徐々に強力な生物で置き換わっていく過程が楽しみだし苦労もする。戦略ボードの中央が山岳とツンドラで、ここでは最強の青銅魔人コロッサスが手に入る。一方外縁部では茂みやジャングルが多く、ここでの最強生物は巨大な蛇サーペントだ。

 

 戦略ボードの各地形には次の行動可能な道を示すサインがあって複雑なようだが、実は外縁部に押し付けようとする傾向がある。特定の地形に停まり、中央部を目指さないとTITANは蛇を従えて青銅魔人たちと戦う羽目になる。

 

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 さてその生物たちだが、写真の右のように並べておくとゲームがはかどる。おおむね縦軸に沿って、生物の進化プロセスがあるように並べたもの。右端が上記茂みからジャングルでリクルートできる生物群だ。最初は黒いガーゴイルから始め、ガーゴイル2頭でサイクロップスが貰える。サイクロップス2頭でゴーゴンが、3頭でベヒモスが貰えベヒモス2頭いるとサーペントに辿り着くわけだ。

 

<続く>