2月に蓮台寺温泉花月亭さんにお世話になり、とってもいいお宿だと思った(*1)ので花の季節にもう一度訪れることにした。今回の観光主目的地は寝姿山と下田市街。伊豆急下田駅から徒歩1~2分のロープウェイで、下田湾を見下ろす標高196mの寝姿山に登った。山頂エリアに展望台や広場、愛染明王を祀った「愛染堂」などあり、この時期には「ミモザ・桃・桜」の花フェスタが開催されていた。

薄曇りだったが十分暖かく、展望台からは大島はじめ伊豆七島を見渡すことができる。下田港は古来、荒れる太平洋の「風待ち港」として栄えたところ。ペリー提督がここに投錨したのは偶然ではない。その湾の形状が一望できる。

ミモザも桃も散っていたが、桜は葉桜になりながらまだ鑑賞できる。風が強く、桜吹雪が時々舞う。比較的平坦な山頂に、いろいろな観光施設が整備されていたが、この<ヒレ長錦鯉>はとても珍しいもの。

日本の錦鯉に、インドネシアのヒレナガゴイを掛け合わせたものだという。巨大な金魚のような、優雅な姿。ひょうたん状の池で稠密に飼われているが、誰か持って逃げたりしないのだろうか?

もうヒラドツツジが咲いていて、サギソウなど色とりどりの花が見られる。最も奥まった「愛染堂」に参拝して、ロープウェイ乗り場に戻ることにした。

近年復元されたのが、黒船見張り台。下田奉行所は、この辺りに黒船の動静を監視する小屋を設けていたという。でも大砲のレプリカには違和感があるね。手前の物は間違いなく模型だが、奥の赤さびが浮いた物は、ひょっとするとWWⅡ時代の擲弾筒かもしれない。もちろん、黒船とは関係がない。

乗り場とレストランの前の広場は「ドッグラン」だそうです。愛犬と一緒に花見をしたり駆け回ったりできる、市民の憩いの場。始めて来たのですが、天候が良ければ非常に気持ちのいいところだとわかりました。また別の花の時期に来たいです。