Cyber NINJA、只今参上

デジタル社会の世相をNINJAの視点で紐解きます。

ノーベル研究所へのクラッキング

 注目されたノーベル平和賞は、ベネズエラの野党指導者マリア・コリア・マチャド氏に決まった。トランプ大統領はこの時ばかりは「大人振り」を見せ、受賞者に祝意を表した。それはいいのだが、受賞者名が事前に漏れていたのではないかとの疑惑が持ち上がっている。

 

ノーベル平和賞に受賞者情報漏えい疑惑、調査へ 写真4枚 国際ニュース:AFPBB News

 

 ノーベル賞受賞者を対象にした賭けが行われていて、今回のノーベル平和賞については、9日から10日にかけてマチャド氏に賭けた人が4%未満から70%以上に跳ね上がったというのだ。これはどう見ても、何らかの不正があったと考えるべきだろう。別の記事では、600万円以上荒稼ぎした人もいたという。いったいこれは、どういうことか?

 

    

 

・70%超とは、相当多くの人が漏えい情報に触れていた

・不正での儲けが、荒稼ぎとはいえ600万円とはしょぼい

・今回の平和賞以外では、このような事態は起きていない

 

 ことから、賭けで稼ごうとした情報窃取ではないと考えられる。もし僕が盗んだ情報で儲けようと思うなら、自分一人で賭け、平和賞以外でもやる。ノーベル研究所クラッキング(俗にいうハッキング)を仕掛けるのにはそれなりのコストもかかるから、600万円ぐらいの儲けではペイしない。

 

 つまり賭け以外の目的で、平和主受賞者の情報を盗んだものがいて、そのこぼれ情報が一部の賭けをする人に流れたとみるのが自然だ。賭け以外の目的とは何かといえば、

 

トランプ大統領に近い人物か組織が、大統領の指示があったかどうかは別にして、受賞者名を早く知りたがった」

 

 ということくらいしか思いつかない。もしトランプ大統領受賞となれば、いち早くご注進して「愛い奴」とおほめにあずかれる。そうでなければ、このクラッキングは無かったことにしてノーベル研究所への侵入の証拠を消す。ただ、その過程で受賞者名情報がこぼれてしまったのではないか?情報を扱う素人がそんなものに触れると、

 

「俺は独自の情報ルートを持っているんだ」

 

 と自慢したくなって、酒場のヨタ話に紛れてしゃべってしまったかもしれません。そうなれば「世間の口に戸は立てられず」多くの人が、9日の夜に賭けに殺到したのではないでしょうか?このあたりは真相だと思いますが、さて・・・。