Cyber NINJA、只今参上

デジタル社会の世相をNINJAの視点で紐解きます。

護国神社から函館山山頂へ

 宝来町電停近く、市電の通りから谷地坂を少し登ったところにある現在の定宿<パノラミック元町>は、決して豪華なコンドミニアムではないがリラックスできるところだ。周りは古い建物が放置されていたり、空き地になったりしているが、住所(末広町一丁目一番地)が示すように由緒正しい場所に立っている。

 

 十字街やベイエリアも徒歩圏だし、あまり観光客は行かない護国神社函館公園も指呼の距離。この日は午前中から晴れたので、これらを巡ったうえで5年ぶりの函館山ロープウェイに乗ってみたい(*1)。

 

コンドミニアムから眺める函館山山頂

 今回のお部屋は4階、窓からの眺めはこんな感じ。山頂の建物が良く見えるし、左手には護国神社の大鳥居がちらりと見える。護国神社坂は、市役所からまっすぐ伸びる太い道路。防火帯にする目的で幅広く設計されていて、行きどまりに神社がある。戊辰戦争で命を落とした新政府軍兵士からWWⅡの犠牲者まで、国に殉じた人たちを祀ってある施設だ。少し厳粛な思いで参拝した。

 

護国神社の本殿

 奇麗に清掃してもらえているのだが、石段の痛みはひどく足元が危ない。大規模な修復が必要だろうが、予算はまわってきていないと思われる。神社の大鳥居のすぐ先に、函館山ロープウェイの乗り場がある。3分ばかりのゴンドラの旅で、函館山頂に着いた。

 

函館湾一望

 前回やってきたのは11月だったから、風が強いと寒かった。今回はさわやかな風に吹かれ、屋上展望台からしばらく街並みを眺めていた。街中のどこからでも山頂は見えるのだから、山頂からはすべてが見えるはず。かつての定宿「ガーデンハウスCHACHA」は直ぐに見つけられたが、今の宿を探すのは少し苦労した。

 

 写真は基坂から魚見坂までのエリアを写したもの。造船会社函館どつくの全貌が見える。造船業界に曙光が差し始め、この企業も新たな設備投資をすると聞いた。しばらく見ていたら、前回の旅行で乗った函館湾周遊船(*2)が港内を巡り始めた。

 

<Bluemoon号>が行く

 この展望台は夜景が有名ですが、昼間の方がいろいろ見られて面白いですよ。天気のいい日がおすすめです。

 

*1:函館山の紅葉(後編) - Cyber NINJA、只今参上

*2:新<Bluemoon号>で函館港一周 - Cyber NINJA、只今参上