昨日に引き続き日本の政局について。通常自民党の支持率の方が政権支持率より高いのだが、いまは逆転現象が起きている。8月に原爆投下・終戦等の80周年式典があり、石破総理の姿勢が市民に評価されたなど諸説あるが、政権支持率が急回復している。そのため「石破おろし」の流れが大きくならない。
参議院議員選挙の敗北に関する総括も「不足している項目がある」と一旦差し戻しになった。総括~幹事長進退~総裁進退へと進む行程が、また伸びたことになる。うがってみると、自民党側の遅滞戦術と言えなくもない。選挙後の政治体制が固まると、ガソリン税の暫定税率廃止に始まり、消費減税の議論もしなくてはならない。政治体制が定まっていなければ、表面上は「国民に対し申し訳ない」と頭を下げるだけで、実質何もしなくて済む。

ここで野党が一致団結し・・・とならないのが恨み。結局、
国民・玉木氏「自民総裁選どうなるか。政治の夏休みでは困窮救えぬ」 [国民民主党][自由民主党(自民党)]:朝日新聞
などと、遠吠えするばかり。多くの野党は「石破政権とは手を組まない」と宣言してしまった。新総裁が出てくれば機会はあるよと言うつもりだったのだろうが、予想外の石破総裁の粘り腰に「早く白黒つけてよ」とお手上げである。かつて近衛首相が、「蒋介石を対手とせず」と言ってしまい、今プーチン大統領が「ゼレンスキーは正当な大統領ではない」と言ってしまって自縄自縛に陥っている(*1)のと同じ話だ。
石破政権の環境副大臣小林史明議員はデジタル政策通。僕のところにも政策メルマガが届く。いつもは担当の環境政策のほか、短くてもデジタル政策考があるのだが、今回届いたものにはそれがない。旧岸田派で総裁選前倒しを主張し、必要なら副大臣を辞任すると言っている。メルマガ上は政局一色だった。
さて残暑の政局、どうなるでしょうか?