列島を猛暑と偏った降雨による洪水と干ばつが襲っていて、家内の<熱海雑草園>も大ピンチである。外を歩くのも大変なのだが、家内の「子供たち」をケアしないといけないので、長い旅には出られない。そこで思いついたのが、近場の宿への1泊旅行。一昨年の夏にも西伊豆・中伊豆へ出かけていた(*1)が、残る東伊豆に目標を絞った。
宿探しの前に、観光地を探していると、こんなものが見つかった。

Webサイトによれば子供向けの施設ようだが、実は付属する植物園が広大である。ワニ園の他に本園・分園があって、そこに1ダースを超える温室があるのだ。この植物園を1日目に訪れ、近くの温泉宿に泊まり2日目は(暑いので)さっと帰るプラン。宿はバナナ・ワニ園の伊豆熱川駅から2つ先の伊豆稲取駅に近い「稲取東海ホテル湯宛」を予約した。
東伊豆は何度も旅行していて、伊豆急行線には何度も乗った。熱川までの時刻を調べると、特急踊り子号なら熱海から1時間かからない。早速午前中の<踊り子1号>を予約し、熱海10:23発、伊豆熱川11:13着。途中停車駅は、伊東と伊豆高原だけだった。

まず最も線路寄りのワニ園を訪問。大小さまざまなワニ16種が飼育されているが、多くは水中や水辺に潜んでいる。こいつが一番の大物らしく、体長2.5mはありそう。飼料は鶏肉が多いという。

カイマン類の主食は魚類。くちばしのような顎が、魚を獲るのに向いているが、もちろん鶏肉も食べる。ここの他にもワニ放流池や、レッサーパンダの檻、フラミンゴらの巨大鳥かご、爬虫類館などがある。でも今回の主目標は植物園の温室、照り返しの強い道路を渡って、本館に向かう。
<続く>