熱海銀座の入り口交差点にある、老舗ラーメン屋「一番軒」。20余年前を通りながら一度も入店していなかったが、3年余り前初めて入店してからファンになった。ワンタン麺(当時850円)を食べさせてもらったのだが、懐かしい細麺とスープで、子供の頃に外食していた「中華そば」そのものだと思った(*1)。
その後もちょくちょく通ってランチを食べた。メニューはとてもシンプル。
・醬油ラーメン
・ワンタン麺
・ねぎラーメン
・餃子
・ライス
・ラーメンに半餃子とライスを付けるセット
だけで、あとはドリンク類である。

それでも美味しさに惹かれて、時々ラーメンを食べに通っていた。ただ気候が春先から暑くなって、ラーメンの気分でなくなってきた。それで半年近くご無沙汰だったのだが、先日ふと入ってみると・・・「あ、メニューが増えている」。知らないうちに、シューマイとチャーシュー丼が加わっていたのだが、夜営業が復活したようで、さらに新しいメニューが増えた。
しばらく前から若い人がフロアも調理も担当するようになり、人手も増えていた。そこで一品料理やラーメンのバリエーションも増やせたようだ。こんなところにも、好景気の循環が巡ってきたのかもしれない。増えたのは、
・みそラーメン
・もやしそば
・チャーハン
・マーボー飯
・野菜炒め
・麻婆豆腐
・わんたんスープ
・中国ソーセージ
・水餃子

などで、まずはシューマイを食べてみた。重みのある大ぶりのシューマイが5個、蒸されて出てきた。しっかりとした味わい、歯ごたえ、食べ応えである。

別の、特に暑かった日。今度は季節メニューの冷やし中華。麺はラーメンと同じ、細麺で歯ごたえとのど越しがいい。具材も豊富で、さっぱりとしたスープに絡めてあっという間に食べ終わった。

次の機会には、大好きなチャーハンを注文。ラーメンより少し酢が効いたスープとともにいただいた。
どれもお味は立派なもの、これまで以上に足しげく通って、全メニュー制覇と行きたいですね。また来ますよ。