さすがに70歳も近くなって、胃袋が小さめになってきた。「COVID-19」禍で、テレワークが多くなり、ランチをちゃんと食べなくなったせいかもしれない。ひょっとするとそれまでが、食べすぎだったのかもしれないのだが・・・。
今日はちょっと重めのランチ会合、会合が重いのではなくランチが重くなりそうなのだ。相手は僕より、たっぷり20歳は若い。世話役の人が選んでくれたお店は、赤坂インターシティAIRの1階にあるイタリアン・グリル<Twelve Gardens>だった。

このビルの周りにはたっぷりした緑の森があり、季節の花も咲いている。店のテラスの向こうも豊かな緑だが、さらに向こうは・・・そう米国大使館である。
「米国大使館から、盗聴器で狙われていないか?」などと冗談を言いながら、メニューを選ぶ。前菜・パスタ・メイン・デザートの後、コーヒーか紅茶が出る。朝ご飯は軽めにしておいたのだが、果たしてデザートまでたどり着けるだろうか?心配しながら、なるべく軽めなメニューを選んだ。

魚はブリかな?オリーブオイルが中心だが、醤油とごま油が少し効いているようだ。薄く削いであって、たっぷりのスプラウトを巻くようにして食べた。歯ごたえが少しだけ残っている。

アルデンテのスパゲッティに、エンドウ・トマトのグリルと茹で海老が添えてある。他の店でもよくこれを頼んでいるが、僕はトマトソースやボロネーゼより、ジェノベーゼが好きである。

マッスドポテトとオリーブオイルソースの上に、真鯛のグリルがのっかていた。皮の部分がカリカリで、ポテトにからめていただく。切り身は火は通っているが、柔らかさがしっかり残っている。メインのお皿まで、話を弾ませながら全て完食。

ランチコースなので、所要時間はここまで1時間ほど。意外なことにお腹にもたれた感覚がない。胃袋の能力が戻ってきたのか、やっぱり全部美味しかったからなのか。
このお店、すごい実力店なのかもしれません。今度は夜のディナーで来てみたいですね。とても楽しみです。ごちそうさまでした。