Cyber NINJA、只今参上

デジタル社会の世相をNINJAの視点で紐解きます。

神楽坂の名店「割烹加賀」

 今年シンガポールベトナムの視察ツアーに参加した(*1)のだが、ほとんど全てが初対面に人たちだった。しかし足掛け1週間も一緒にいると気心は知れてくるもので、意気投合する組み合わせも産まれた。今日は、参加者の中から4人<オフ会>ということで会食しようと集まることになった。

 

        

 

 選んでもらったのは、神楽坂の「割烹加賀」。メンバーの一人が(恐らく接待用に)良く使っておられるお店だという。

 

    

 

 本通りから1本路地に入った、静かな佇まい。前田家の梅鉢紋が掲げられた暖簾と、しめ飾りが迎えてくれた。和服姿の女性が案内してくれたのは、4人だけの個室。別の部屋からは<お囃子>が聞こえてくる。各部屋を廻ってくるアトラクションなのだが、今回は部屋に来てもらうのは遠慮しようということになった。視察ツアーの反省がメインテーマだからだ。

 

    

 

 まずビールを貰ったのだが、乾杯の時に部屋係の女性たちが正座をしてお辞儀するというのが決まり事。割烹とは名乗っているが、かなり料亭に近いおもてなし(*2)である。とはいえ、もちろんお味の方が確かだった。きらびやかな前菜で、特に手前のハンダマとタケノコの炊き合わせが印象に残った。

 

 所属も経歴もまったく違う4人だが、こういう付き合いができるのは嬉しいもの。僕だけが20歳ほど年長かな。ビールの後、微発泡性の日本酒から本格的な吟醸酒に進むのだが、いずれも石川県のお酒。復興祈願もあって、能登のお酒にしてもらった。

 

    

 

 美味しい料理とお酒、良い雰囲気で話も弾みました。あっという間に〆のお茶漬け、焼きおにぎりをだし汁に浸したもの。これもちょうどよくお腹に収まりました。こんなお店を紹介してくれた人に感謝です。ごちそうさまでした。

 

*1:チャンギ空港の過去・現在・未来 - Cyber NINJA、只今参上

*2:割烹は料理をしてくれて味わうのがメイン、料亭はケータリングを取るなどして遊ぶところ