Cyber NINJA、只今参上

デジタル社会の世相をNINJAの視点で紐解きます。

京都デパ地下(高島屋・伊勢丹)の恩恵

 4月、5月と立て続けに京都見物をしてきた。冬寒く、夏暑い土地柄だし、このところ日本中春と秋が短い傾向にある。老い先も短いので、行けるうちに行っておこうということ。以前は地元の食材を買ってキッチンで料理・・・を楽しんでいたのだが、それよりも観光を沢山したい気分が強くなっている。それでも美味しいものと考えると、触手が伸びるのが<デパ地下のお惣菜>。

 

 4月の旅行のチェックアウトの日、JR京都駅の伊勢丹地下で、ランチを買って帰った。11:08京都発のひかり号の指定席を取っておいたので、ゆっくり車中で食べようということ。駅弁よりも<デパ地下のお惣菜・お弁当>の方が美味しそうな気がしたのだ。

 

    

 

 僕が選んだのは、旬の食材筍の炊き込みご飯。

 

    

 

 二段重ねの中身はこんな感じ。筍がとても柔らかく、滋味深い。野菜の炊き合わせや竹輪・鶏の揚げ物も、温かくなくても美味しい。すっかり気に入ってしまった。

 

 5月の旅行中、今度は河原町四条にある高島屋SCの地下で、わかさぎやアスパラの天ぷら・ポテトサラダ・串揚げなどを買い込んだ。特に美味しかったのが鯖寿司。

 

        

 

 これまでも、若狭街道の終点出町柳三条通の商店街で買ったことはあるのだが、この<朱雀錦>の鯖寿司は別格らしい。

 

    

 

 とても肉厚の鯖が、ふっくらした酢飯を包み込むように締めている。一切れは一口では食べられない大きさだが、簡単に噛み切れる。ちょっと感動した味である。

 

 そして5月も、旅の締めは伊勢丹のお弁当。 

 

    

 

 同じコーナーから手に取ったのはあさりの炊き込みご飯。

 

    

 

 この二段重ねも凄かった。大きな大根とこんにゃくの煮つけ、ナスの煮びたしが特に美味しい。おかずの段の主役は、そのような野菜たちだったと感じる。もちろんあさりが大好きな僕にとって、あさりご飯は何にも代えがたいもの。ただあさり出汁で炊いただけでなく、種々の海藻が炊き込まれていて、これが深い滋味のもとになっていた。

 

 若いころは<デパ地下>はコスパが悪いと足を向けませんでしたが、最近は良さが分かるようになってきました。ワンストップで美味しいものを手に入れられるというのは、とても嬉しいことですね。