京都滞在中もビデオ会議があった。その時間はホテルで、WiFiをつないで参加するわけだ。また僕らも60歳を越えてしまい、丸一日歩き続ける(*1)のはしんどい。だから拠点としているホテルの部屋に時々戻ってきて、ランチとしたり休憩とする。なので1日の行動として、おおむね大き目のエクスカーションを1つに、近場を1つ組み合わせることが多い。そんなスキマ時間に巡った3箇所をご紹介したい。
まず最初は西本願寺。東本願寺は京都駅からホテルへの往復でよく見かけ、2度ほど参拝したこともある。しかし(本来本家と言われる)西本願寺は前を通ったこともないので、出かけて行った。

門の脇でお濠沿いに咲く、ツツジが奇麗だった。観光客、参拝客は多くない。烏丸通り沿いと堀川通り沿いの違いだろうか?巨大で荘厳なことは同程度なのに・・・。
次は護王神社、昨年サクラのころに御所を見学した帰り道に寄った(*2)。

足腰を「守って」くれるとの言い伝えがあり、夫婦とも長く旅行を続けたい思いで参拝することにした。家内がひいたおみくじは「大吉」。早速ご利益がありそうだ。
最後は二条城の南、御池通り沿いに位置する神泉苑。桓武天皇が平安遷都の折り、ここに無事の遷都を願って建立した寺院がルーツ。今でも泉が湧いていて、御池通りの語源となった。

ここだけは外国人観光客が多い。コイにエサをやり、ずいぶんはしゃいでいた。ここもツツジは見ごろ、早咲きのサツキ(大盃種)も咲いていた。アヒルは座り込んだままだったが、カモが飛んできて池に降りた。
ちょっとの時間で巡れるスポットが、一杯あるのが京都の魅力です。京都通いは止められませんね。
*1:それでも今回の滞在では、毎日15,000歩は越え、ある日は22,000歩に達した