この日は、丸一日東京を歩き回った。朝からしっかり陽が照って、気温はどんどん上がっていく。天気予報によると6月中旬の気温になるという。梅雨入りも近いのかもしてない、冗談だが。
秋葉原にやってきたのは、3ヵ月に一度の簡単な健康診断。3年前に短い入院をしてから、術後の経緯を診るためにもと続けているもの。秋葉原駅は外国人に占領されたような場所だが、駅の東側はそれほどの人込みはない。

沿道に植えられたツツジ(多分ヒラドツツジ)が咲いていた。赤白絞りの3色咲き分けである。サツキツツジの園芸を両親がやっていたので、良く見た花だ。サツキが5月を表す言葉で、やはり5月末がピーク。ツツジのピークは1か月早いから、そろそろである。

東京駅に戻ってきて、八重洲口にはラベンダーがぎっしり植えられたコーナーがあった。これだけ群生しているのを、街中で見たのは初めてだ。まだ咲き始めでしばらく楽しめそうだ。

ランチは丸の内の<大戸屋>さんで、春らしい定食をいただいた。最近<大戸屋アプリ>をスマホにいれているので、お勧め定食のCMが時々やってくる。あまり目を向けないのだが、これは食べてみようと思っていた。大葉ではさんだ鰹の揚げ物が6個、ちょっぴり酢の効いた大根おろしと一緒に食べる。五穀米も含めて、いいランチになった。クーポンがついていて、100円引き。案内も、注文も、決済も、クーポンも全部スマホ上でする方式。慣れてくると、すごく便利。

午後は<赤坂インターシティAir>にある企業さんを訪問する。そのビルのエントランスに植えられていたのがこれ。キリシマツツジだろう。もうすっかり満開である。上着を手にもって急いでビルに入っていく人たちをしり目に、しばらく眺めていた。
大きなビルが林立し続ける東京の中心部だが、春ともなると一杯花が咲くようです。以前は忙しくて気付かなかったのか・・・とも思ったのですが、多分植栽にビルオーナーや道路管理者が配慮してくれているのでしょう。東京中心街の花々にも、注目して歩くようにします。