Cyber NINJA、只今参上

デジタル社会の世相をNINJAの視点で紐解きます。

予約の取れない店「壹番」

 この日はマンションの住人数名で、ディナーをしようという話になった。リゾート利用の人も交えるので日曜日がいいだろうと、世話役の人が予約してくれたのが以前ランチを食べた(*1)ことがある「壹番」。熱海に人出が増える前から、ランチは行列ができ、ディナーは「満席です」の看板が出るお店。予約もなかなか取れないという。ただ世話役の人は常連らしく、店の人から「今日は奥さんは一緒じゃないの?」などと声をかけられている。

 

    

 

 看板料理は「四川・広東」の両方。「中国菜・点心」ともあるので、要は日本でポピュラーな中国料理ほぼ全部という次第。

 

 マンションからは徒歩3分、時間前に9人全員が集合した。このマンションも竣工から20年、昨年には最初の大規模修繕も終わったが、あちこちに小規模な修理が必要なところが出てきている。集まった人の大半は20年前からの区分所有者だが、半分ほどの人はリゾート利用である。

 

    

 

 ビールで乾杯から始まり、つまみは漬物と<翠のみぞれ鳥>。蒸し鶏にほうれん草のソースをかけたもので、サラダ風の前菜である。清涼感もあり、歯ごたえもいい。世話役の人に聞くと、いつも最初に注文するとのこと。今のマンション設備の状況から、過去20年にあったことの回想に話題が移っていく。

 

        

 

 飲み物は紹興酒に替わった。餃子は大振りで、しっかりした味付け。左端のデザート様のものは、枝豆を練りこんだ蒸しケーキ。ごまだれでいただく。このあと牛肉の四川風炒め(これ、辛い!)までの料理を堪能した。会計まで終わって、さほど高くもないことを知った。美味しくてリーズナブルな価格だからかくも混み合い、予約が取れないのだろう。

 

 この地域の、ある種のステータス価値が加わっているのかもしれませんね。今度は家内と来てみましょうかね。そうそう、予約の仕方のコツを聞いておかないと。

 

*1:高級ランチ「壱番」(前編) - Cyber NINJA、只今参上