Cyber NINJA、只今参上

デジタル社会の世相をNINJAの視点で紐解きます。

チャンギ空港の過去・現在・未来

 おそらく7年ぶりのシンガポール入国である。シンガポール島の東端にあるチャンギ国際空港は、文字通り東南アジア全体のハブ空港である。これまで何度かラウンジで過ごし(*1)、一杯あるショップを覗いたことはあるのだが、今回初めて第一ターミナルにある「JEWEL」という施設に案内してもらった。

 

JEWELの中心である滝とスカイトレイン

 明るいドームの中央からは、大量の水が降り注ぐ。滝の脇を、空港ターミナル間をつなぐ自動運転鉄道スカイトレインが通ってゆく。滝を円形に取り巻くテラスは、濃い緑に覆われていて「SHISEIDO Forest Village」と名付けられていた。そして旅行社に勧められたのが「CHANGI 体験スタジオ」。デジタル技術を駆使して、大人も楽しくゲーム感覚で空港の過去・現在・未来を体験できるという。

 

パンフはRFIDタグ付き

 厚紙でできているこのパンフは、裏面は白紙。展示コーナーの前に立ち天井灯にかざすと、案内映像が流れる仕組みだ。

 

        

 

 笑顔で競争するゲーム、ペダル漕ぎで協力するゲーム、種々のパズルやフライトシミュレータなどあり、ハイテクを体験してもらおうというわけ。自国民に対しては、ハイテク立国ゆえの(街角)顔認証など怖くないよとのメッセージだし、外国人に対しては、シンガポールはデジタル応用先進国だよと宣言しているのだろう。

 

    

 

 幻想的なコーナーやリアルな植物を見回って、最後にたどり着くのがシアター。ここでは、チャンギ空港の地ならしから建設工事、環境への配慮などを見せてもらった後に、視点が宇宙にまで駆け上がる。

 

    

 

 シンガポール政府の「ショールームとしてのチャンギ」の意識を十二分に示した施設だった。

 

到着日のディナーは海鮮火鍋

 ホテルに入って、最初のディナーは海鮮火鍋でした。竹輪・豆腐・魚すり身団子・殻付き海老・イカ・豚肉・牛肉・白菜など全部ぶち込む料理。チリソース・醤油ソースが選べて、食べ進むと具材の追加ができるのです。どれだけ食べたか分からなかったのですが、まずは美味しくいただけましたよ。

 

*1:三段構えのラウンジ - Cyber NINJA Archives