東京ツアーから帰って、この週からが仕事本番。この日は、清澄白河駅近くに2年前に構えたオフィスの契約更新がある。必要なのは印鑑証明と実印。印も印鑑登録証も自宅近くの銀行の貸金庫に入っているので、まずそれを出しに行く。ふと某銀行の貸金庫から、10億円以上のモノが盗まれた事件のことを思い出した。
貸金庫に金塊や億単位の現金を預けているって、どんな人なんだろうと思う。スパイ映画では現金・偽パスポート・武器などを入れて逃走に備える場面があったが、一般人なら通帳や印鑑、各種登録証くらいだと思うのだけれど・・・。
苦手なハンコ押し業務などの手続きを済ませ、ほっとしながらオフィスを出た。するとやはりお腹が減って、遅いランチの場所をどうしようか考えた。思い出したのが、スマホに入っている<大戸屋アプリ>が勧める「贅沢ミックスフライ定食」
大戸屋、ごちそう集結「贅沢ミックスフライ定食」発売 - グルメ Watch

半蔵門線大手町駅で降りて、丸の内オアゾ近くの大戸屋に入った。8日から提供が始まったのだが、全国で3万食限定。間に合うだろうか?
聞くと「今日までです」との答え。早速スマホで卓上のQRコードを読み取って注文。そう、この店はタッチパネルでもなく自分のスマホで注文するユニークなシステムなのだ。10分ほど待って、運ばれてきたのがこれ。
いつから食べていないかわからないほど懐かしいスコッチエッグ。ゆで卵をひき肉で被い揚げたもので、火の通し加減が難しい。冷凍食品がポピュラーになるまで、家庭では難しい料理だった。そのほかに大海老フライ、ヒレカツが2切れ。デミグラス・タルタル・とんかつの3種ソースとサラダ用のドレッシングにレモンまで付いていた。
確かに贅沢で、お値段の方も1,750円と3コインでも足りない。まあ、苦手仕事をしたのだからと言い訳をして食べ始め、漬物の最後の一切れまで、綺麗に食べ終わった。とても美味しかったし満足したのだが、問題はそこから。
帰宅して夕食時になっても、お腹が空く気配がない。仕方がないので、自分だけ茹で置きの蕎麦(半人前)で済ませることにしました。家内には叱られましたが、最後の日に食べられて良かったです。