Cyber NINJA、只今参上

デジタル社会の世相をNINJAの視点で紐解きます。

夜の営業を止めて「昼呑み屋」に

 禁酒日のディナーを外食するということをやっていたのだが、最近は禁酒日のランチで外食をし、ディナーは地味に自宅で食べることも増えた。この方が夜に食べ過ぎないので、体調コントロールには便利。

 

 この日は午前中のビデオ会議を済ませ、昼ちょっと過ぎに街に出た。散歩のつもりで初川沿いを海岸に近い方まで降りて行った。そこで見つけたのが昔ながらの中華そばが売りの店「千壽」。

 

「千壽」の外観

 入ってみると、カウンター席が全部埋まっていたので、奥の小上がりに案内され「炒飯」を注文した。外国人風のカップルがビールを飲んでいて、あとの人たちはラーメンを食べている模様。そのうち外国人カップルが席を立ち、カウンターが空いたのでそちらに移動し料理を待っていた。

 

 女将さん一人でやっている店で、カウンターの奥に焼酎のボトルなどが並んでいる。ラーメンの客の一人は常連のようで、女将さんと掛け合いしながらゆっくり食べ、やがて帰っていった。

 

「炒飯」900円なり

 中華スープは熱々だが、香りも味もいい。ごはんは少しパラリ感に欠けるが、味付けはしっかりしている。叉焼の大きな塊がいくつも入っていた。この街での炒飯としては、平均以上の出来栄えである。

 

 ほかの客が全部帰ってしまい、女将さんが話しかけてきた。「ご旅行ですか」と問われ、20年以上住んでいるけどあまり外食しなかったのでと説明した。代金を払うとき「夜は居酒屋ですか?」と聞いた。すると「もう夜は営業してないんですよ。昼呑み屋です」との答え。

 

 帰宅してグルメサイトを見てみると、何年か前までは2230まで営業していたことが分かった。いくつか理由が考えられる。

 

・「COVID-19」禍で夜営業を止めた

・夜営業しても、見合うお客さんが来ない

・昼呑みだけでも、女将さん一人なら店を続けられる

 

 昼間っから呑んでいる人も多い街ということだが、その分地元の人は夜呑みに出ないのかもしれません。そういえば駅前の中華料理店「燕京」も昼のみ営業(*1)でした。あの店はテーブル席ですが、こちらは居酒屋風のカウンター席。メイン営業は夜だったように見えるのですが・・・。

 

*1:初めての店(ニラ玉対決) - Cyber NINJA、只今参上 (hatenablog.com)