晩秋というよりすでに冬の入り口だが、食欲は秋のまま。何か美味しいもの食べたいなと思っていたところ、５年半ぶりにイタリアンの老舗に誘っていただく機会があった。それは、田園調布駅前の名店「パスタＲ１」。
パスタR1の新メニュー（後編） - Cyber NINJA、只今参上
あの頃は、ディナーでお酒が中心。しかしこの店はワインも美味しいけれど、パスタが看板である。今回はランチで、お酒を控えたパスタをメインで味わいたい。
前日、遅くなる会食だったので、都内に宿泊した。家内とは、田園調布駅で待ち合わせである。ゆっくり起きだして、少なめの朝食をとり、大井町から東急線に乗った。自由が丘のBOOKOFFで買い物をし、11時に田園調布駅に到着。予約は11時半から。流行っている店でランチも11時半からと、13時からの２コース予約を取っているようだ。
僕は食前酒としてスパークリングワインを１杯だけ、家内はノンアルビールにした。このところ、２人共「昼のみ」はあまりしない。
続いて前菜盛り合わせ。中央にバーニャカウダ、エビのアヒージョやカボチャの冷製スープ、サーモンのまりねなどが彩りよく盛り付けられている。どれもお味も一流。食べても新たな食欲がわく、まさに前菜。
選べるパスタは12種類ほどあり、僕はボンゴレ・ビアンコを注文した。これで麺の量は90g。前菜を省略したランチメニューだと、パスタが130gになるという。
麺は（聞かなかったが）スパゲッティだろうか？歯ごたえ良いアルデンテ、アサリのエキスがたっぷり入った塩味のスープが美味しくて、アサリの殻をスプーン代わりに全部飲んでしまった。皿を持ち上げて飲むのはマナー違反だが、殻のスプーンはOKだよね。
誘っていただいたご夫婦と会話しながら、あっという間の90分。その間もひっきりなしに客が訪れ、席が空く暇がありません。瀟洒な街で、一流のイタリアンパスタ。とっても美味しかったです。ごちそうさまでした。
