先週は会食が立て続けにあった。あまり遅く帰ると疲れるので、簡単な立食パーティくらいしかお受けしないのだが、この2件は当方が接待する方。それがたまたま連日になってしまった。
最初の日は、米国からの来客をもてなすのが目的。現地の情報を毎月オンライン会議で貰っていて、来日するときは事前に教えてくれるようお願いしていた。ホテルは品川だということで、選んだのが「江戸の鶏処 品川今井屋本店」。

品川駅新幹線口からスカイウォークで直結されている、Nbf品川タワー1階のお店。ちがい鷹の羽の紋所が面白い。播州赤穂浅野家の紋だっけ?客はニューヨーク在住の日本人、和食がいいというので選んだお店だ。

彼も好きだという日本酒を傾けながら、様々な鶏料理を味わった。何種類もの焼き鳥、締めはつくねだった。米国の物価高騰はやや鈍化したものの、高止まり。ラーメン1杯3,000円は当たり前という。さらに繊細な日本料理などお金を出しても難しいとあって、随分喜んでもらえた。
次の日は、あるメディアの関係者を誘っての意見交換会。アルコールを入れた方がお互い打ち解けると、選んでもらったのが日本橋室町野村ビル3階の「土佐料理 ねぼけ」。

6人で個室に収まり、個々に好きなお酒を注文することにした。最近お酒を呑まない若い人も多いのだが、この6人はみんなお酒好き。特に2人(昔は僕もそうだったが)は「底なし」である。

コース料理をゆっくり出してもらいながら、主目的は意見交換。メディアの立場、シンクタンクの視点、関連業界や政府の動向などに話が及ぶ。僕はもっぱら聞き役で、クラフトビールの後、種子島産の芋焼酎「九耀」のロックを飲んだ。

話が佳境に入るころ、メインの登場。土佐の皿鉢料理といえばカツオのタタキ。藁焼きにした6人前を見せてもらい、これを小鉢に移して出してもらった。ニンニクのスライスと刻み葱が入った器に、ポン酢がかかっていた。
みっちり3時間意見交換して、フルコースを満喫しました。2日連続の会食、疲れたけれど得たものは多かったですね。ごちそうさまでした。