Cyber NINJA、只今参上

デジタル社会の世相をNINJAの視点で紐解きます。

叡山電鉄で鞍馬山へ(前編)

 旅行の前日、九州から関東にかけて豪雨が降り、東海道・山陽新幹線も2度運転取りやめになった。雨をもたらした熱帯低気圧&前線が去ると、晴れ渡ったのだが空気がひんやりしてきた。復旧した東海道新幹線のいつもの<ひかり号>に乗って、3ヵ月ぶりの京都に着いた。街中の樹々は、まだちらほらしか紅葉・落葉していない。

 

 先月の函館(*1)に続いて紅葉見物をしたいと思っていたので、次の日は鞍馬山に出かけることにした。叡山電鉄出町柳駅までは市バスで行き、そこから鞍馬駅行きの列車の乗る。途中宝ケ池駅までは、以前乗車したことがある(*2)。

 

出町柳駅に入ってくるクラシックな電車

 TVの番組に叡山電鉄の社長が登場して、数年前に土砂崩れで2年ほど運行できなかったことを語っていた。終点鞍馬駅とそのひとつ前の貴船口駅が切り離されてしまったのだ。それでも必死に復旧を果たし、さまざまな工夫をして経営を立て直しているという。実に「鉄道愛」に溢れた話だった。

 

まだ微かに・・・程度の紅葉のトンネル

 嵐電の売りが「桜のトンネル*3」なら、こちらには「紅葉のトンネル」がある。あと2週間もすれば、立派に色づいてくれるだろう。今でもこの混みよう、多くの外国人観光客がスマホをかざしていた。

 

鞍馬駅の待合室

 終点鞍馬駅までは、所要30分。駅前は数件の土産物屋とレストランだけで、すぐに鞍馬寺の入り口「仁王門」の前に出る。

 

威容ある鞍馬寺の仁王門

 鞍馬山全体にいろいろな施設が広がり、非常に大きなお寺(*4)である。本堂まででも1km近く山道を登らなくてはいけないし、さらに奥の院を巡ると4~5kmの山道行脚だ。とりあえずは、本堂まで登ろうと思う。

 

<続く>

 

*1:一足お先の紅葉見物 - Cyber NINJA、只今参上

*2:大原と叡山電鉄<HIEI号> - Cyber NINJA、只今参上

*3:京都で花見(仁和寺) - Cyber NINJA、只今参上

*4:総本山 鞍馬寺