Cyber NINJA、只今参上

デジタル社会の世相をNINJAの視点で紐解きます。

ペニンシュラ24階の宴会場

 この日は、ある外資系企業の会合。なんと場所は日比谷のペニンシュラホテルだという。プログラムを見ると、17時から2時間会議をして、その後立食パーティ。名古屋から参加する人もいるようだ。有楽町の駅を降りて日比谷公園に向かい、お堀端の開けた交差点に向かって立っているのが、そのホテル。何度も前を通ったことはあるが、回転ドアに近づいたこともない。

 

    

 

 正面玄関をはいるとカフェがあり、アフタヌーン・ティをたしなむ女性客で半分以上の席が埋まっている。右手の奥がエレベーターだが、えーと会場は24階宴会場とある。なんと専用エレベーターで、ロビー階から宴会場まで直行する。案内してくれた人によると「専用のバーなので、エレベーターに乗ってもらった瞬間からムードを出すための音楽や照明に工夫しています」とのこと。はて、どんな会議になるのやら。

 

 テーマは例によって「経営層にサイバーセキュリティの重要性を分からせるには」というもの。大手企業のCISOクラスの人達が十数人集まって、チャタムハウスルールにのっとって意見を交わす(本音をぶつけ合う)わけ。いや、チャタムハウスよりちょっと厳しい情報管理のようで、その内容をここで紹介することはできない。ただ、結構業界に知られた人が集まってきたことは確かだ。

 

    

 

 主催者によると「人数は絞りました。黙って聞いていて勉強して帰るだけの人は遠慮してもらっています」とのこと。しゃべってもらってなんぼということらしい。2時間はたちまちのうちに過ぎて、隣の部屋がパーティ会場。「Seven Seas」との看板が掲げられ、各所に古い航空機の写真や部品が飾られている。

 

 今日は禁酒にしようかと思っていたのだが、運んで来てくれた呑み物にソフトドリンクはなし。白ワインを取ったら、とてもフルーティ。喜んでグラスを傾けてしまった。ウーン、この会合はお金がかかっていますね。このお酒の分だけ、お役に立てるでしょうか。ちょっと心配。