台湾を取り囲むように設定した軍事演習域で、特殊砲兵(ミサイル)・空軍・海軍の演習は一段落した。上陸作戦用の陸軍が参加していなかったので、演習と見せかけての侵攻ではないことは明白だった。しかし演習の常態化の噂もあって、そのうちには陸軍の参加もあるだろう。台湾海峡の緊張は、容易に収まらない。
そんな中国で、奇妙な急死が相次いでいる。まず、共産党政府高官。
4月 天津市長
7月 河北省副省長兼公安部長、甘粛省中国共産党委員会秘書長、大連市副市長
7月の3人はいずれも着任1ヵ月以内の死去。汚職の疑惑を掛けられて飛び降り自殺したという(ネット上の)噂もあるが、死因の説明もない。着任早々なら、その地での汚職ではなかろう。異動によって前職の汚職が暴露されそうになったのなら、着任などしないで逃亡すればよかったのにそうしていない。
さらに各国の駐中国大使も、昨年秋から4人急死している。
昨年9月 ドイツ大使
2月 ウクライナ大使
4月 フィリピン大使
8月 ミャンマー大使
1人や2人ならともかく、決して小さな国ではない大使が4人も死ぬとは、偶然とはとても思えない。なんらかの共通する意志が働いていると思われる。ウクライナ紛争中のロシアでは、オリガルヒの一家心中(に見せかけた)事件が頻発しているが、現場にスペツナズが使うものが落ちていたとの報道もある。
ロシアからの避難民受け入れ - Cyber NINJA、只今参上 (hatenablog.com)
意図的な落とし物かどうかは別にして、少なくとも死因を想起させる報道をするだけロシアの方が中国より「民主的」なのかもしれない。中国国内での政府高官や外国大使の急死に加え、台湾では国家中山科学研究院の副院長が心臓発作で急死している。ミサイル開発のTOPだったそうで、これも暗殺の疑いがある。
心臓発作に見える毒薬って一杯ありますからね。くわばらくわばら。