Cyber NINJA、只今参上

デジタル社会の世相をNINJAの視点で紐解きます。

ニッコー・スタイル名古屋

 名古屋にやって来る機会が増えて、宿泊することもあるようになった。名古屋駅からは熱海駅まで<こだま号>で2時間弱、決して遠いわけではないが終電が2030ころと早いのが問題。腰を据えて呑んでいたら、帰れなくなってしまう。そんな時、出張時によく使っていたのがAPAホテルチェーン。寝るだけ目的なら十分の利便性があって、お値段も安い。

 

 ところが先月名古屋商工会でお話をさせてもらった時、相棒の人が「ニッコー・スタイル名古屋」に宿泊するというので、ご一緒することにした。彼は日本どころか世界中を駆け巡るビジネスマンで、趣味のひとつがホテルの<泊まり潰し>だという。名古屋でも名だたるホテルは経験済みで、比較的新しいこのホテルを今回は試してみたいと嬉しそうな顔をしていた。

 

    

 

 半分付き合いのつもりで予約したのだが、すでにエントランスからして普通のホテルではない。カフェ風のレストラン、ラウンジバーも文字通りスタイリッシュ。ロビーには自転車が飾られていて、実際レンタサイクルもあるらしい。

 

    

 

 カードキーで部屋に入ると・・・「あ、これすごい」と思った。APAに慣れていたせいかもしれないが、広々としていてベッドの前に寝椅子があり、おしゃれなテーブルが付いている。洗面台が優雅なデザインで、バスルームもトイレも全部独立。ベッドもTVもキングサイズだ。アメニティも充実していて、コーヒーもお茶も上物。コーヒーカップもグラスも上品で手になじむものだった。この日は会食で十分お酒を呑んだし、お腹も一杯。残念だったけれどゆっくりくつろぐ余裕もなく寝てしまった。

 

    

 

 そこで次の名古屋行きの機会があった時に、もう一度宿泊予約を入れた。今度は早めに食事を済ませてチェックイン。ポケットには、デパ地下で買ったブランデーの小瓶がある。サービス品の缶ビールとおつまみもあるので、今夜はおひとり様ドリンクのつもり。やはりサービス品の水のペットボトルと製氷機の氷をテーブルに並べて、寝椅子に腰かけた。

 

 馴染みのニュース番組を見ながら、ゆっくり傾けるブランデーグラス。いや、なかなかオツなものでした。APAホテルに比べてお値段は倍ですが、満足度はそれには変えられないほどです。これからもちょくちょく、お願いしますよ。