イベント当日は大雨。イベントに来たのだから当然だが、結局ホテルから一歩も出なかった。朝食は前夜地下のスーパーマーケット（MaxValueがここにも！）で買ってきたサンドイッチで済ませた。ランチは、ホテルの用意してくれたカレーとサラダ。結構凝ったもので、お弁当箱に下半分に発熱装置がある。
専用のシートを敷いてテーブルを傷めないようにし、紐を引いて熱を発生させる。それで「10分間待つのだぞ」で出来上がり。紐を引いて１～２分で湯気が立ち始め、手をかざすと温かい。湯気が収まってからカレーソースのフタを取って食べ始めた。ご飯と野菜中心の具が別にあり、ソースの中には大きなビーフの塊が２個。それなりに美味しいのだが、ちょっと手間かけすぎかな？
＜ナイトセッション＞も終わり、フライトや新幹線の最終便に急ぐ人もいたが、呑みに行こうと何人かの集団で抜けていく人たちもいる。僕にもお誘いがかかっていて、４人でホテルのメインダイニングに向かった。
フロントの前にあるのが、鉄板・串焼き「八くら」というお店。カウンターの向こう側に２人の板前さんがいて、笑顔で出迎えてくれた。店内はほぼ満員、予約しておいたので奥の席に案内される。もう20時を回っているが、本来22時まで営業のところ「時短」で21時閉店という。
話をすることもあるのだが、まずはお酒の注文、続いて料理を頼んだ。お酒が来る前に用件はだいたい終わり、乾杯して話をまとめたころ料理が運ばれてきた。おつまみとして４人共選んだのが「関門御膳」。
ヤキトリ２本と、竹籠に日本料理のおつまみが盛り込まれたセットである。天ぷら・お造り・煮物・酢の物などが美しく盛られてきた。合わせるお酒は、僕は「九州（くす）菊」。これで１合。ちょっと足らないので、あとグラス１杯追加した。地元福岡県京都郡みやこ町のお酒、上品でまるで水のようななめらかな舌触りとほのかな香り。山海のおつまみともよく合って、たった1.5合でいい気分になってしまった。
関門海峡・玄界灘・日向灘と３方を海で囲まれ、違った魚が獲れる上、山の幸も豊富と北九州市長がアピールしていました。確かにいい町、また来ることが出来たらいいですね。
