Cyber NINJA、只今参上

デジタル社会の世相をNINJAの視点で紐解きます。

八重洲の新顔ランチ「天金狗」

 この日は午後3時から「ベルサール八重洲」でのイベントに参加する。ある団体の年次総会なのだが、一般会員はオンライン参加・・・というかYouTube配信の映像を見てもらう。すでに議決関連のデータは事務局に集まっていて、この場で議案がひっくり返るようなことはない。

 

 霞ヶ関を含む関係機関の人が「ベルサール」の一室に集まり、偉い人のビデオメッセージを流した後、代わる代わる登壇するわけだ。僕もそのうちの一人だったので、リハーサルも含め集合は午後2時。午前中丸の内オフィスで雑事をした後、遅めのランチを途中で食べて、向かうことにした。八重洲地下街の北の端の出口を出たところに、かつては良く行ったランチのお店があった。

 

富士そば

小諸そば

松屋

・家系ラーメン

 

 のどこかで、久し振りに食べようと階段を登ると・・・あれ何もない。その一角全部が(チケットショップを除いて)全部無くなって再開発中、フェンスの向こうで重機が動いているだけだ。下世話なものだが、食べられないと分かるとちょっと残念。

 

        f:id:nicky-akira:20211103080430j:plain

 

 仕方がないので、あまり足を向けたことのない呉服橋交差点に向けて歩いて行った。すると、こんな店が。「ゴマタマ」が売りのラーメン屋さん「天金狗」、半地下の店内は、かなり込み合っている。ランチはここで摂ることにしよう。

 

 基本メニューは「つけ麺」と「ラーメン」、いずれも850円なり。11月にしては温かい日だったので「つけ麺」の食券を買った。麺の量が(無料で)変えられるようで、250gの中盛りにした。

 

 カウンターで料理をまつ間、スマホでこの店のことを調べてみた。今年6月に開店した新顔のお店、麵屋武蔵からのスピンアウトらしい。「ゴマ」はつけ汁にたっぷり入ってくるのだが、「タマ」は卵ではなく玉ねぎのみじん切りがつけ汁に入っているということだった。

 

    f:id:nicky-akira:20211103081630j:plain

 

 7~8分待っただろうか、ようやく運んでもらったのがこれ。噂の玉ねぎは汁に沈んで見えない。大きめの叉焼3枚と、刻み長ネギがゴマとともにアクセントになっている。麺は中太のストレート麺、かなりのボリュームだ。

 

 麺の歯ごたえはかなりいい、汁は濃厚なのだがどこかさっぱり感もある不思議な味。なかなかの実力派である。食べるうちに玉ねぎのみじん切りが出て来て、これが清涼感の源かもしれないと思った。

 

 八重洲で850円は割合良心的な価格、気に入りましたが縁のないエリアゆえ、再訪できますかね。