今年初めに僕が65歳を迎えたが、その少し前から年金からみのやるべきことがたくさん降ってきた。まず昨年末に、個人積み立て年金を受領し始める手続き、今年になっては国民年金の受領手続き、そして厚生年金・確定拠出年金と続いてきて、慣れないことに正直閉口した。○○票を添付せよ、○○番号を記入せよ、印鑑、サイン、挙句に郵送・・・インターネット上でできないことが一杯あって、何度も銀行・市役所・郵便局を巡った。春になって全部片付き、それらのことは忘れていたのだが、今度は家内に年金事務所から連絡があった。
「○月からの国民年金が未納です。振り込んでください」
とのこと。家内は結婚後しばらくして会社を辞め専業主婦になったが、僕がまだ働いているので「3号被保険者」だったはず。
「空白の6年」で年金300万円減少…絶対に避けたい老後の大損 | 富裕層向け資産防衛メディア | 幻冬舎ゴールドオンライン (gentosha-go.com)
この記事にあるように、
・1号被保険者 自営業、フリーランス等
・2号被保険者 公務員、サラリーマン
・3号被保険者 2号被保険者の配偶者
で、家内は2号から3号に変更になっていたはず。その旨、年金事務所に家内が確認の電話を入れると、オペレータは名前も年金番号も聞かないで、
「ご主人は65歳になられた時点で、月給者ではなく時給の扱いです。2号ではないので、あなたも3号ではない」
と言う。あまりにも紋切型の対応に、家内は激怒して電話を切ったらしい。僕は60歳以降は1年更新の契約だが、月給者のはず。給与明細を見ても、相変わらず厚生年金保険料は引き落とされている。総務部門に問い合わせて、調べてもらうと、
「雇用契約に変更はないのですが、65歳の時点で国民年金は(受給者になって)納付しなくていいようになっています。従って2号被保険者ではありません」
との回答。なるほど、僕が2号で無くなったので家内は60歳までは1号被保険者としての納付義務があるわけだ。上記の記事の最後に、「年金には知ってもらいたいことが、山ほどあるのです」とあるのは事実だと痛感した。
まあ、65歳過ぎても会社に居残っている僕が悪いのですが、年金窓口の人はもう少し丁寧に対応して欲しかったですね。