梅雨に入って、例年なら「梅雨明けの宜野湾」か「梅雨のない函館」のどちらかに滞在計画を立てているころあいだ。昨年も「COVID-19」騒ぎ前の宜野湾に一度、函館には蔓延の間隙を縫うようにして３度旅行した。しかし今年はそうも行かない。ひとつには、飛行機に乗らなくても旅行気分の味わえる「タワマン研修」を始めてしまったこと。もうひとつはやはり「COVID-19」騒ぎだ。沖縄には全国で唯一の緊急事態宣言が残ったままだし、北海道も札幌を中心に医療逼迫のニュースが流れてくる。
蔓延といっても札幌市内さえ外せばいいのだろうと思っていたら、小樽で「昼カラオケでクラスター」などウイルスの拡散が始まっているようだ。そしてついに、
道南で５人感染 はこだて自由市場でクラスター：北海道新聞 どうしん電子版 (hokkaido-np.co.jp)
僕らが滞在中必ず２度は行く「はこだて自由市場」でクラスター、従業員10名以上が感染したとのニュースが入ってきた。いつも活きのいいマグロの刺身を切ってくれていた「辻商店」のお父さんはご無事だろうか？75歳以上の高齢とお見掛けしたから、もし感染・重症などということがないのを祈りたい。
この写真は来客が少ない時に撮ったからだが、普段はもっと「密」になるのが自由市場。マスクはしていても、威勢のいい掛け声もなくてはならない風物詩だ。怖い都知事さんのおっしゃるように「危険なところ」なのかもしれない。
一方で最近勢いが戻ってきたのが駅前の「朝市」、今回も期間限定の特別メニュー「千満ランチ」を13店舗で提供するというニュースがあった。
新型コロナ: 函館朝市、朝・昼食1000円の「千満ランチ」: 日本経済新聞 (nikkei.com)
この記事の写真はイカ刺定食だが、確かに朝市周辺で食べる物としてはお値打ちに見える。加えてワンコインのテイクアウトランチも50店舗以上で用意しているとある。あるTVニュースに出演した医師が「おもしろそうな観光地、美味しそうな食材などを放映するから感染対策が進まない」などと言っていたが、僕は暴言だと思う。行きたくなるようなニュースや番組は必要（先日欧州列車の旅番組をBSでみて再認識した）だし、そうやって経済を廻さないといけない。
でもこの梅雨は、さすがに函館には行けません。ごめんなさいね。
