Cyber NINJA、只今参上

デジタル社会の世相をNINJAの視点で紐解きます。

OSOZAI-YA「美濃味匠」

 横浜旅行は今回4泊だが、丸々の滞在日は3日である。その初日、運悪く大雨になった。目的のローズガーデン散策は今日は無理、そこで自由行動日にした。伊勢佐木モールなどに買い物に出るという家内を置いて、僕は一人で川崎から鶴見のBook-offを回ることにした。実はBook-off以外にも、鶴見でお目当ての店が2軒あるのだ。

 

 まず川崎で新書を2冊買った。ここのBook-offは駅から濡れずに行けるのがいい。京浜東北線で鶴見まで戻り、ここからは傘の出番。ここのBook-offでも2冊買った。そして行ってみたのが「葡萄屋」の鶴見店。「葡萄屋」さんは前回の滞在で、関内のお店でワインを1本買って会員カードを作った。この時のイタリア(ローマ)ワインも、奥深い味だった。

 

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 このお店はもう1軒鶴見にもあると聞いていたので、探してみた。Book-offから少し川崎よりに行った路地で見つけて入ってみた。関内店と同じくらいの広さで、同様に試飲もできる。少し見て回ったが、申し訳ないけれどカクヤスの「驚安」の前では影が薄い。何も買わずに出てきてしまった。

 

 さて、もう1軒は「OSOZAI-YA 美濃味匠」。駅からBook-offに行く道すがらにあり、何度も前は通っている。この店、名前の通り岐阜県南部の地元のお惣菜を売っている店。名古屋勤務の頃、時々利用していた。丁寧に作った「田舎料理」が売り物。独身時代の一人酒には、ぴったりしたお店だった。

 

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 尾張一宮駅まで帰ってきて、駅ビルのこのお店で何品か買い、徒歩5分の賃貸マンションに帰って、それを肴にお酒を呑む。懐かしい時代である。その支店を鶴見で見つけていた。しかしここでお惣菜を買っても、熱海まで持ち帰るのはちょっと面倒。それでずっと入れないでいた。しかし今日は、横浜まで帰ればいい。絶好の機会である。

 

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 懐かしいお惣菜を見て回り、悩んだ末に2品買った。上がゴボウの揚げ物、美濃でも尾張でもゴボウのことは「ごんぼ」という。下が菜の花の白和え、親父の子供の頃からの大好物である。この2品は昔よく食べた総菜の代表的なもの。タワマンに持ち帰り、ディナーの中に入れてもらった。

 

 いずれも田舎風ながらしっかりした味付け、懐かしくもあり美味しくもあり。嬉しかったです。