Cyber NINJA、只今参上

デジタル社会の世相をNINJAの視点で紐解きます。

熱海でも「北海蒸しタコ」

 ずいぶん暖かくなってきて、そろそろ函館にも行きたいなと思うようになった。4月になれば幻の酒米「マツマエ」を復刻させた函館限定の日本酒「ガスバリ」の新酒も出てくる。現地のお酒とともに、海鮮を食べたいと思う。例えば昨年函館駅前のコンドミニアム「ステラサイト」に滞在していた時には、こんなお刺身プレートを作ることができた。

 

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 12時の位置にあるのがウニ、その両脇にマグロの中トロ、そして下半分にあるのが「北海蒸しタコ」である。内地でタコを探すと、大蒸したり茹でたりしたものだが、大抵は芯まで火が通って白く固くなっている。ところが函館では、中心部は半透明で柔らかい「半生」の状態で買えるのだ。

 

 「半生」蒸しタコは、食感もいいのだがほんのりとした甘みがあって、僕らもとても好き。それは函館旅行でしか味わえないと思っていた。ところがある時、地元の「MaxValue東海」に「北海蒸しタコ」があるのを見つけた。新聞に折り込まれているチラシにも時々載ってくる。このスーパーマーケットでは「COVID-19」禍になって、面白い食材が並ぶようになった。ミスジやザブトンのような牛肉の希少部位もあれば、魚貝類の珍品もある。その中にひとつに「北海蒸しタコ」があって、10日に一度くらいはお目にかかることができる。

 

 ただチラシに載っていたからといって、いつも気に入ったものが買えるとは限らない。チラシを見て買いに行っても、売り切れたのか普通のタコが並んでいることもある。あるいはスライスされた状態でパックされていることもある。やはり食べる直前にスライスする方が美味しいので、スライスパックは遠慮する。

 

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 今日はかなり太い脚の部分を見つけたので、即購入。最近よく使っている中華包丁(切れ味抜群!)を使って、慎重にスライスした。成城石井などで買った熟成ブリーチーズなどと並べて、ディナーの準備をする。白ワインはシャトー・オー・ガン。赤ワインはマイレージで貰ったイタリアの「ZONIN」。

 

 「MaxValue東海」がサプライチェーンを広げてくれたおかげで、熱海でも「北海蒸しタコ」を食べることができるようになりました。今夜も頂きますよ。感謝、感謝。