Cyber NINJA、只今参上

デジタル社会の世相をNINJAの視点で紐解きます。

ボルドー金賞ワイン3本セット

 以前「食料品の供給源」として、熱海駅ビルに数年前に開業した「成城石井」の小さな店舗を紹介した。個々の物の単価はそれなりにお高いのだが、質がいいことは確かだ。だから当家ではチーズやワインのような嗜好品を選ぶときは、有用なお店と思っている。前にも紹介したが今日もここで「ボルドー金賞ワイン3本セット」を買った。

 

 いい食材(特にハナマサのお肉など)に合わせるには、市中スーパーで手に入る1,000円級のワインではちょっと力不足。しかしANAビジネスクラス級のワインを探すと、最低でも3,000円はする。これはちょっとお高い。そんな時、美味しくてリーズナブルというのが、この3本セットのいいところである。

 

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 今回買ったのは2度目で、多分セットの内容は同じものだと思う。右から順に、

 

◆シャトー ムーラン・ド・ベルナット 2018

◆シャトー ギショ 2018

プレステージ・ド・グラン シャン 2018

 

 いずれも「International Challenge 2020/2019 : OR Gilbert & Gaillard」の金ラベルが貼り付けてある。フランスワインといえばボルドーブルゴーニュが有名だが、生産量は10倍ボルドーの方が多い。その分数えきれないシャトーがあって、シノギを削っているとものの本にある。ボルドーのボトルがいかり肩なのは、生産工程上澱が多いので注ぐときに、最後の澱の多い部分を肩に溜めて注がないようにするためだという。まあ当家では最後の一滴まで飲もうとするので意味はないのだが。

 

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 今夜はさっそくこのうちの1本、ムーラン・ド・ベルナットを味わってみることにしよう。合わせるのはやっぱりステーキ。冷蔵庫に、今週銀座の「ハナマサ本店」で買ったフィレ肉がある。一切れ150g前後とちょうどいいサイズ。割合分厚いので、周囲の脂身のところをあらかじめ焼き固めてから、片面75秒・反面60秒焼いた。その後、ジャガイモやパプリカの上に安置して蒸らしておく。

 

 家内が独身時代から使っているという、大き目のグラスを使って呑むことにする。グラスは家内が念入りに洗ってくれたので、濃いめのルビー色が美しい。目(鼻)の前に持ってくるとふくよかな香り、それに液面が目の前に広がってさらに美しい。家内はこれを「大画面グラス」といいます。今日も美味しくいただきますよ~。