Cyber NINJA、只今参上

デジタル社会の世相をNINJAの視点で紐解きます。

ホテルグランヴィア大阪(2)

 司会役の大学教授との打ち合わせ後、一旦部屋に戻って身づくろいをした。今日のセミナー参加者数はライブで40名、オンラインで40名というハイブリッド会合。このところビデオ収録ばかりだったので、ちょっと緊張している。

 

 会場には1時間ほど前に入って、簡単なリハーサルをした。そこに、理事長さんたち大学関係者がやってこられた。控室で一通りの挨拶をして、このセミナーへの期待や大学の方向性などを伺う。理事長は銀行マンだったがこの大学の経営を引き取って、迅速な改革をされた由。この4月にはデータサイエンス学部なども新設されるとのことで、学部を任される教授も紹介してもらった。

 

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 僕が「真のDXは新しいデータの活用を考えて、事業構造から変えること」だというと、理事長は「銀行ではよくやっていた。公共料金支払い額が高い人は富裕層だから、それなりの個人金融商品を紹介するようなことだ」と仰る。「そういうことがデジタル&AIで自動的に出来てしまうのが現状です」と応じた。そんな会話の流れでセミナーが始まり、1時間ちょっとプレゼンさせてもらって、その後予定の時間を超えてQ&Aが続いた。

 

 久しぶりの「ナマの反応」にほっとして、理事長さんたちに挨拶をし、司会役の教授と共にホテルに引き揚げた。すでに2030をまわっていて、もうすべての飲食店が閉まっている。そこで司会役の教授が気をつかってくれて、27階ラウンジの奥の部屋を借りておいてくれた。彼は東京の人で毎週講義や教授会などで大阪にやってきたときは、必ずこのホテルを使うのだそうだ。そんな関係で無理を聞いてもらえたのだろう、ご苦労様ディナーは持ち込みのお弁当をナナメに向かい合って座り、大人しくいただいた。

 

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 用意してもらったのは「ハゲ天の天丼弁当」と播州姫路の特別純米酒龍力」。ラウンジのビールで乾杯し、大学の話から20年前の政策の話まで、時節柄ディスタンスをとって小声で話した。アスパラ・レンコン・キス・アナゴ・エビ等が敷き詰められたお弁当は、冷えても美味。純米酒龍力」は、どっしりとした本格的な味わいだった。

 

 非常事態宣言の中、さまざまな気配りをしてもらってなんとかセミナーをこなせました。1時間と決めていた会食を終えて部屋に戻ると、急に眠気に襲われました。やっぱり緊張してたのでしょうね。おやすみなさい。

 

<続く>