Cyber NINJA、只今参上

デジタル社会の世相をNINJAの視点で紐解きます。

久し振りの大阪(3)

 さてお役目は終わったのだが、支社の人が「懇親会はないので3人だけで店を予約してあります」と言ってくれた。でもこれからお店に行けば20時にはなるよね、お酒の提供は21時まで?22時まで?と聞いた。すると、

 

「時短制限は北区ともうひとつだけ、隣りの区の店を選びました」

 

 と有難いお言葉。急に肩の力が抜けた。連れて行ってもらったのは(当時まだ)時短制限のない都島区京橋駅に近い「京橋二刀流」という海鮮料理のお店。聞くと函館直送の食材が売り物らしい。お酒のメニューも豊富だ。

 

        f:id:nicky-akira:20201215144635j:plain

 

 二刀流と言う店名の由来は聞かなかったが、床の間に二振りの日本刀(模型)が飾ってある。すでに満席のカウンターの後ろを抜けて、掘りごたつの小上がりへ。すでにコースで頼んでくれているというから、お酒をどうするか考えた。ワインも日本酒もいいものがあるということだが、昔からの知り合いのこの人たちと呑むと、多分呑みすぎる。翌朝残らないように、焼酎にした(動機が不純?)。

 

    f:id:nicky-akira:20201215145333j:plain

 

 ボトルはないというのでグラス売りの銘柄を見ていると・・・あ、山翡翠(米)と山ねこ(芋)がある。僕の大好きな宮崎県尾鈴山酒造の逸品だ。今日はこれで決まり。まずビールが来て、先付が運ばれてきた。そのあと、一品一品説明付きで持ってきてくれる。12ヵ月の旬の食材イラストを描いたシートがおしゃれで、料理が映える。

 

 前菜はカモのロースト(ローストビーフに似ていた)や鰺の押しずし、だし巻き卵やカボチャの煮つけなど、凝ったもので盛り付けも美しい。米焼酎の山翡翠の水割りを貰ったが、少し薄めに感じたしチェイサーもくれたので2杯目からはオンザロックに。この焼酎は本当に呑みやすくて、ある意味危険。お造りも美味しかったし、メインは鴨肉の石焼ステーキだった。

 

    f:id:nicky-akira:20201215151321j:plain

 

 最後の1杯だけは、芋焼酎山ねこのオンザロックにした。清涼感のある米と違い、ふくよかな香りが芋焼酎の特徴。どちらかというと冷菜には米、温菜には芋が合うような気がする。さらに最後に、〆のご飯。みごとな海鮮釜飯だった。本当に美味しかったのだが、時計を見ると22時過ぎ。楽しく話して時間を忘れてしまった。

 

    f:id:nicky-akira:20201215151737j:plain

 

 それにしても京橋駅なんて市街のど真ん中、この店では22時でもまだ満員のお客さん。うーん、やっぱり市内全域時短営業要請が出ますかね。このお店、また来たいのでこの騒ぎで閉店したりしないようにお願いしますよ。

 

<続く>