◆第一ターン
Wilson軍曹と3個分隊は村の外縁を廻るように目標に近づいて行った。その後ろをハーフトラックが進む。8-0指揮官のチームは村の2階建て石造建物の上階に機関銃2丁を据えようとしている。M-10とPreistは621高地を迂回して反対側から目標に迫りつつある。
◆第二ターン
4号戦車が姿を現したので、M-10とPreistも621高地に登った。山間の道路を挟んでの戦車戦である。さっそく4号戦車が装甲の薄いPreistを狙ったが、命中させたものの被害を与えられなかった。この戦車は大戦初期の旧式で、機関銃座制圧用なので榴弾しか撃てない。装甲車両はなかなか倒せないのだ。
もう一度4号戦車がPreistに命中させたが結果は同じ。M-10が反撃に出て、2発目で4号戦車を撃破した。M-10は徹甲弾を倍の頻度で撃てる「駆逐戦車」なのだ。
◆第三ターン
◆第四ターン
◆第五ターン
ここで米軍を不運が襲った。M-10の主砲がジャムってしまったのだ。まともな対戦車砲はこれだけだったので、3号突撃砲を除去するチャンスは一気にしぼんだ。それでもWilson軍曹たちは進撃、士気阻喪状態の敵歩兵を踏みつぶしていく・・・はずだった。
突然敵歩兵1個分隊が回復、近接の24火力を受けても105mmの直撃を受けても耐えた。M-10の主砲修理はならず、ついに壊れてしまった。
◆第六ターン
驚異の粘りを見せていた独軍分隊の命運も、ようやく尽きた。しかしWilsonチームの進撃を2ターン支えたのは大きい。時間は独軍に味方しつつある。M-10の車載機関銃が3号突撃砲を守っていた歩兵をようやく駆逐した。そこに2個歩兵分隊が進出した。
結局、時間切れで拠点奪取はならなかった。Wilson軍曹は敵3個分隊を除去し功績を3ポイント挙げたものの、勝利には結び付かなかった・・・と、こういうプレイを慣れてくるとシナリオ作成から結果まで1時間ほどあればできるようになります。ただ結構疲れるので、1日3シナリオくらいが限度ですね。