週平均１日東京のオフィスへ通うだけの生活になったのだが、ここ熱海でもカラオケクラブのほかに喫茶店でもクラスターが発生して油断の出来ない状況になってきた。中高年夫婦としては、慎重に生活し「ニューノーマル」の徹底を図るしかない。
その結果「COVID-19」感染防止とは違う効果が出てきたことは、意外といえば意外だった。それは体重減、目標としていたところ（数値は厳秘）まである日に下がったのだ。理由は、2.5食／日の生活をしていたからに違いあるまい。ステーキの写真などお見せしているが、一人100～150ｇくらいなのだからそれほど食べているわけではない。個々の食事も量は減っていたのだと思う。
実はそれを痛感したのは、珍しく東京に出かけることになった日のランチである。午後芝公園にある「東京プリンスパークタワー」で会合があり、午前中オフィスで雑事を済ませてから出かけることにしていた。問題は、どこでランチにするかということ。時々雨も降ってくる不安定な天気だから、都営地下鉄の「大手町～芝公園」のどちらかの駅付近で済ませようと思った。ただ、あまりお腹が空いていない。
結局芝公園まで来てしまって、まさかホテルのレストランに行くわけにはいかない（お財布に厳しい）ので、辺りを見回すと「小諸そば」があった。昼時を過ぎているのでお客さんもまばら、ちょうどいいと入って食券自販機の前でちょっと迷った。
いつも八重洲北口のこのチェーンでは、夏季には「二枚冷やしたぬき」を食べる。蕎麦が普通盛りの２倍でも、410円とおてごろ。麺1.5倍（380円）と迷ったのだが、ある意味いつもの慣性力でこの食券を買った。
カウンターの端に座って、いつものように刻み葱をふんだんに入れ食べようとして、なぜか量が多いなと思った。それでも会合の前の腹ごしらえ、このくらいは食べておかないとと食べ始めたのだが･･･。いつも通り美味しかったのだが、お腹いっぱいになってしまった。
再び傘をさしてホテルめがけて歩き出したのだが、体が重い。どうやらニューノーマルで、胃袋の方もすこし縮んでしまったらしい。逆に考えると、これまでがランチタイムに食べ過ぎだったということでしょうね。慣性力でメニューを選ぶのは、止めにすることにします。
