Cyber NINJA、只今参上

デジタル社会の世相をNINJAの視点で紐解きます。

熱海のつけめん「麺匠うえ田」

 今日もテレワーク、これもなかなか板についてきた。ツールも何種類もあるのだが、一番使い勝手がいいのは「Google Meet」のようだ。午前中あまり肩の凝らない会合を済ませて、さてランチに出掛けよう。

 

 たださすがに「特定警戒地域」ではないこの街も、休業するレストランが多い。自宅に近い「謎の台湾料理店」も閉めている。店を切り盛りしていた中国人一家は、故郷に里帰りしてるのだろうか?まさかね。

 

 坂を下って熱海銀座の方へ、大規模(忘年会型)ホテルの「New FUJIYA」も休業中。お菓子の名店「ときわぎ」も・・・。そんな状況でも、スルガ銀行静岡銀行はちゃんと開いている。ただ客の入りは少ない。熱海銀座を下って、先日紹介した創業80年の「濱よし」に行ってみたが、ここも閉まっている。

 

    f:id:nicky-akira:20200418183600j:plain

 

 では、と気を取り直して「濱よし」の向かいに10年ほど前にできたラーメン屋、「麺匠うえ田」で食べることにした。外見はちょっとケバケバしいが、入り口の右側が製麺工房になっていて、ここで手打ちしている麺が売り物の一つ。もう一つは、ものすごく香りの強い魚粉を使った濃厚なスープ。

 

 4人掛けテーブルが5~6卓と、10人弱座れるカウンター。時節柄、カウンターは椅子の数を減らして間隔をあけている。昼時を少し回っているからか、お客さんは僕以外に3人だけ。メニューを見ると基本は、濃厚スープのラーメン、普通のラーメン、濃厚スープのつけ麺の3種類。ここは看板メニューを食べようと思い、つけ麺の大盛り(800円)を頼んだ。小ライスか茶碗カレーが付くというので、ライスにした。なぜライスが付いてくるのかは、一口食べてわかった。

 

    f:id:nicky-akira:20200418185246j:plain

 

 スープが本当に濃厚なのだ。大きな1枚叉焼の下にたっぷり麺があるのだが、それだけではスープを使いきれるかどうかわからないほど濃厚。スープの上に浮いているのが魚粉で、この香りが強烈だ。これは好きな人はやみつきになり、嫌いな人は店のノレンをくぐることはもうないだろう。

 

 麺はやや太めのストレート麺、手切りのようで不ぞろいな太さだが、固さは僕好みのやや硬め。麺は冷えているので温かくしようとすればスープに沈めておくしかない。まあこの陽気だと、その必要はないが。麺を食べる合間に、くどくなった口の中をさっぱりさせるのがライスの役割。ゆっくり時間をかけて完食しました。美味しかったので、また来ますよ。