Cyber NINJA、只今参上

デジタル社会の世相をNINJAの視点で紐解きます。

中トロとランプステーキ

 高級食材を消費する市場が、インバウンド需要が吹き飛び、企業の接待需要が細り、最後に「自粛」要請によって極めて小さくなってしまった。その結果、一般消費者が通う店に食材が流れて来始めたことは先日レポートした。

 

https://nicky-akira.hatenablog.com/entry/2020/04/05/060000

 

 今週もその傾向に変わりはない。自宅に近いスーパーマーケット「MaxValue東海」でも平常時からかなり品ぞろえが変わっている。トイレットペーパーは一時期品薄だったが、いまでは普通にある。お酒のコーナーでは、家内の好きな芋焼酎はあるのだが僕の好きな米焼酎は欠品している。

 

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 喜んだのは、本マグロのサクがひどく安く売られていたこと。それも大量に・・・。多くは赤身だったが、中トロと思しき部位があった。これを早速買い物かごに入れる。一日おいて(熟成させて)、今夜のメインディッシュはマグロの刺身。

 

 上半分が赤身で下半分がトロ、大トロはちょっと油っこ過ぎるので僕が一番好きなのが中トロ。板前さんがやるようにナナメに薄切りにする芸はないので、しっかり歯ごたえがあるように厚めに切って、みょうがのみじん切りを散らした。お供はフランス・ラングドックの「6SENS」。

 

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 翌日はお肉が食べたい雰囲気。先週「ハナマサ+」で買っておいた、分厚いランプ肉を焼くことにした。500g近くあるので、二人ともたっぷり食べられそうだ。半分に切ってスジ斬りをし、十分熱したフライパンで片面を2分半焼く。裏返して火を弱め、付け合わせのジャガイモを加えて1分焼いて火を止める。あとは余熱で蒸し焼きにする感覚。

 

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 かなり厚めでも、僕らの好きなミディアムレアのちょっとレア寄りに焼くにはこれで十分なのが、何度かやってみて分かった。用意したワインは2本、前菜の間はニュージーランドの白「SILENI」、お肉になったところでチリの「MAPU」に切り替えた。

 

 ニュースは暗い話題ばかりだし、外で騒ぐ気にもなれない。こんな時期はやっぱり「家呑み」ですよね。中トロもランプステーキもとても甘く、味わい深かったです。この機会に、調理のコツでもつかみましょうかね。「コロナ禍」が過ぎて、また海外のコンドミニアムに出掛けられるようになった時のためにも。