ビデオ会議が続々申し込まれてきて、先週までに使用ツールを6つインストールすることになった。
・Webex 付き合いのあるCiscoさんの製品で、青山のオフィスで最初に使い始めた。
・Teams これも付き合いのあるMicrosoftさんの製品、2番目にインストールして
業界団体の会合でも使うようになっている。
・Skype for Buisiness MicrosoftさんのOffice365の一つの機能。Teams以前は同社の
主力ビデオ会議ツールだった。ある団体の要望でインストール。
・Zoom 大学関係のビデオ会議をすることになって、やむなく利用。
・Vcube PGiという企業の製品。ある政治団体の会合がこれで行われることになり
あわててインストールした。
・Google Meet これもある政治団体のご指定で利用。もともと僕のPCの
Googleの機能に入っていたようだ。
さて、この中での「困ったちゃん」はZoom。いろいろな問題を指摘されていたことは以前紹介している。
https://nicky-akira.hatenablog.com/entry/2020/04/13/060000
ただ本当に困るのは、意志を持って通信を傍受しようという輩。うわさは聞いていたが、中国に設置されているサーバーを経由するとその国に覗かれるということらしい。通信のルーティングは網の目のようになった中で、いかに早く安くデータ伝送できるかを競う技術だ。中国のデータセンターを経由するのが早く安いなら、そうするのが正しい。
ZoomはFacebookのセキュリティ責任者を先月雇い、自社のサービスの問題点を洗い出させた。その結果、妙な画像が挟み込まれるなどの脆弱性は補正できたらしい。さらに有償サービスの利用者に限ってだが、中国のデータセンターを経由しない手段を確立した。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO58111120W0A410C2000000/
せっかく多くのインストールベースを持っているのに、セキュリティ性の問題が表面化して3割以上株価が下がっていたのが、これらの措置で株価が持ち直し始めている。ただこれだけ競合相手が多いと、これまでのように大学市場を独占・・・とはいかないでしょうね。