Cyber NINJA、只今参上

デジタル社会の世相をNINJAの視点で紐解きます。

ダーリントンホール・総務省店

 この日は国土交通省の会合があって午後、霞が関に出掛けた。もともとデジタル政策からみでは「早慶戦」ならぬ「総経戦」の総務省経産省が主体。21世紀になったばかりの頃、通ったのは内閣官房IT戦略室(現IT総合戦略室)だったが、要員の出向元の多くはこれらの府省だった。

 

 しかしデジタル技術がいろいろなシーンに浸透してくると、他の府省からもデジタル政策からみでお呼びがかかるようになってきた。その一番手は元来技術要素の強い「国交省」。同省はいち早くデジタル技術担当の審議官を置いたので、時々訪れることになったわけだ。

 

 同省にはテクノロジーを議論する会合が多く、その中でもデジタル論が徐々に増えている。担当官も(もともと技術屋さんも多く)真剣にデジタル技術を勉強して活用の道を考え始めた。道路局や港湾局など個別の部署では現業もあって難しい点もあるが、総合政策局でまとめて考える方法で利用を進めようとしている。

 

 今日はそんな会議の後、「簡単な懇親会を用意しています」と言われた。のこのこついて行くと、国交省の入っている合同庁舎3号館から総務省警察庁の入っている2号館に案内された。2階に上がると警察庁の入り口の反対側に「ダーリントンホール」というカフェがあった。

 

 日東紅茶系列の店舗で、ランチ営業が中心らしい。席数は多く、恐らく60人くらいは詰め込めるだろう。今夕は国交省の人たちと会議出席の民間人で「貸し切り」状態。テーブルの上にはおつまみが全部出てしまっている。サラダ・サンドイッチ・ハム等の盛り合わせ、からあげ、焼きそばまである。

 

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 飲み物もビール・ワイン・焼酎とひととおりあるが、居酒屋というよりは軽食で軽く呑もうという雰囲気だ。会議の議論は結構白熱したので、その余韻を込めて乾杯となった。しばらく会議の延長のような話を続けていると、サプライズの品が・・・。

 

 え?ますの寿司本舗「源」の二段重ねますの寿司だ。どうしたのですかと聞くと、ちょうど北陸から来た来客の手土産だとのこと。こんなものが持ち込めるというのが、庁舎内カフェにいいところかもしれない。貴重品だからゆっくり味わった。

 

 途中からワインになったが、少しずつお寿司をかじりながらなので白ワイン。いや、美味しかったですね。お礼の意味も込めて、これからの議論も一生懸命やりますよ。よしなに・・・。