昨年の函館同様、今回の宜野湾滞在も二人別行動する時間を少し増やした。家内は僕と同じだけ食べると、食べ過ぎでお酒が美味しくないという。だからもっぱら単独行動はランチタイム。そんなわけで、今回僕の「孤独のグルメ」は2度のランチだった。
一度は、以前別のブログで紹介した「沖縄そばとジューシー」のセットにした。これは沖縄に来たら、一度は食べておきたい定番料理。
https://nicky-akira.hatenadiary.com/entry/2019/04/18/120000
ジューシーというのは雑炊のこと。上記のセットは「半チャン・ラーメン」のようなものだ。満足して帰った次の日のランチタイム、またコンドミニアムから徒歩5分のコンベンションシティにやってきて、「沖縄そば・・・」を注文した「まーさんや」と同じフロアに「A&W」があることに気づいた。
オレンジ色の楕円の中に「A&W」と書いてある見慣れた看板、空港から国際通りから、沖縄の街という街、国道という国道に必ず見かけるものだ。ハンバーガーショップだということは知っていたが、ただの一度も入ったことはない。いい機会だからと、食べてみることにした。
A&W沖縄というのが社名で、純粋に日本の会社。創業1963年というから沖縄返還(1972年)より前。本社が浦添市牧港というから「Camp Kinser」に近い。最初は米軍との関係の深い企業だったのだろう。
さて何を注文するかだが、基本メニューのハンバーガーにドリンクとフライドポテトを付けるのが普通かもしれない。しかし目についたのは、お店の名前そのものの「The A&W Burger」(630円+税)。名前が気に入ったので、これを注文した。
https://www.awok.co.jp/menu-list/humberger/theawburger/
5分余り待って、作ってもらったのがこれ。ビーフ、トマト、レタス、オニオンリングそして濃厚なクリームチーズに黒糖ペッパーポークがバンズの間からはみ出している。ただ大きさは思ったほどではなく、ニューヨークやホノルルで食べたものよりはずっと小さい。これなら手で持ってかぶりつくことができる。
なかなか美味しくて重すぎない、いいランチになりました。沖縄の味、またひとつ体験できましたよ。