Cyber NINJA、只今参上

デジタル社会の世相をNINJAの視点で紐解きます。

復刻?伝統?それとも革新?

 あるところから頂き物をして帰ってきたのだが、家に着くまで中身は何だか分からなかった。菓子折りのような大きさで、綺麗な包み紙が印象的だった。で、開けてみると・・・かりんとうの詰め合わせ。和風の小箱が12個並べられていた。

 
 同封されていたガイドによると、「麻布かりんと」製である。雰囲気は「老舗」なのだが、ガイドにもホームページにも、店の由来などは書かれていない。「創業xx年」などの過去を紹介してあるのが江戸の老舗なのだが、そのあたり全く不明。
 
 「かりんと」は子供のころ時々食べた記憶はあるが、印象としては駄菓子(失礼)である。そのころから「辛党」だった僕は、その甘さがもうひとつ好きになれなかった。だからどこがメッカで、どういう老舗があって、伝統の味ってどんなものか・・・等々全く知らない。12個の小箱には、8種類の「かりんと」が収められていた。
 
 (基本メニューだろう)麻生かりんと、野菜ミックスかりんと、梅ばちかりんと、あられかりんと、アップルパイかりんと、渦巻きかりんと、レーズンかりんと、唐辛子味噌かりんと、である。かなりの「変わりかりんと」だが、ガイドによると商品ラインナップは50種類にのぼるという。ここまでくるとオリジナルがどんなものなのか、分からくなってしまいそうだ。
 

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 「かりんと」なるものがずっとメジャーだったとは思わない。この商品はリバイバルというより、イノベーションのような気がする。それでいてパッケージは純和風。こういうものは外国人にもうけるだろうね。