Cyber NINJA、只今参上

デジタル社会の世相をNINJAの視点で紐解きます。

意外と不便な熱海駅

 東京・熱海間は新幹線こだま号で50分弱、少し早くなるひかり号は3往復/日しかないが特に問題はない。のうのうと新幹線通勤をしている僕だが、困ることもたまにある。それは名古屋・大阪方面に用事が出来た時。3往復あるひかり号にぴったりしたタイミングでの移動ならいいのだが、そうはうまくいかない。

 

 このところ毎月のように行っている、僕の出身地名古屋の場合はまだいい。こだま号で片道約2時間、うまくいけば三島でひかり号に乗り替えることもできるからだ。名古屋で呑んでいて、熱海に停車する終電は2030ころ。東京方面で一番終電が早い駅なのだ。

 

 東京・熱海間の定期券を持っている僕には「裏技」があって、2100ころ名古屋を出る小田原に停まるひかり号に乗って小田原で折り返し、その日のうちに熱海駅に帰ることができる。まあこれは「最後の手段」なのでこれまで2~3度しか使ったことはないが、(呑み助の)心理的にはありがたいサポートである。

 

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 困るのは、今回のように大阪近辺に用事がある時。新大阪・熱海間を走るこだま号は、1時間に1本しかない。ひかり号も名古屋を過ぎると各駅停車になってしまうので、三島・静岡・浜松で乗り替えてもあまり到着時間に差がない。ちゃんと時刻表を確認して旅程を立てないと、思い付きで来た列車に乗るスタイルでは時間をロスしたり、最悪会合などに遅れてしまいかねない。

 

 もうひとつ、セコい話ではあるが、運賃・特急料金の問題がある。東京・熱海間は約100km、それだけ短いのに新幹線の運賃・料金は、

 

 東京・大阪間 13,879円

 熱海・大阪間 12,100円

 

 とわずかな差しかない。昨年大阪でお話しをさせてもらう機会があり、旅費は先方持ちだった。熱海・大阪間のキップと頼んだら、面倒くさかったのか東京・大阪間の新幹線回数券を送ってきた。え、もったいないなと思って金券ショップで換金できないか、こういうことに詳しい人に聞いた。すると「買い取りは大体8掛けだから、11,000円くらいやね」との返事。なるほど、(熱海からの)途中乗車・(熱海での)途中下車で東京・熱海間を捨てた方が安いのね。

 

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 鉄道好きで無駄嫌いの僕としては、複雑な気持ちで回数券を使ったのを覚えている。今日も3時間余りこだま号に乗って、新大阪駅に着きました。いきなりド派手な関西風の駅弁ショップはあるし・・・ま、これが大阪ちゅうもんですわね。