Cyber NINJA、只今参上

デジタル社会の世相をNINJAの視点で紐解きます。

Noble Suiteのキッチン

 6泊だった今回のローマ滞在、結局レストランはもちろんカフェすら行かず、ひたすら買ってきた食材とワイン等を口に運んでいた。独立広場には地元スーパー「Conad」があって、僕たちの冷蔵庫を支えてくれた。アパートメントのオーナーが、朝食用のパンや飲み物、フルーツ、調味料などを(ついでにスパークリングワインも)準備しておいてくれたのも有難い。

 

 キッチンには大きなオーブンがあり、食器洗い機もとても大きい。電動オレンジ絞り機など日本では珍しいキッチン家電もいっぱいあって、家内は腕の振るい甲斐があると喜んでくれた。到着した晩、荷物を片付けていたら午後9時になってしまったが、徒歩3分で行ける「Conad」は10時まで開いている。その晩も含めて、ほぼ毎日地元スーパーに通った。

 

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 滞在終盤に見つけたのが、財務省ビルの前にあって徒歩5~6分で行けるワイン屋さんの「Trimani」。外国のものも含めて品ぞろえが豊富で、なかなか美味しそうなボトルが並んでいた。徒歩圏内で十分に食材が調達できるのが、ロケーションの良さである。

 

 オーブンも大活躍、サルシッチャと呼ばれる太めのソーセージやTボーンステーキ肉、豚ロースの厚切りなどを毎晩焼いて食べた。オーブンにはオーブンモードとグリルモードがあって、じっくり焼き上げるときは前者、強火で炙るときは後者だと家内が言う。まあ僕としては早くワインが飲めればいいのだけれど・・・ゴメンね。

 

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 サルシッチャと白ワインの組み合わせも良かったが、たっぷりとしたTボーンステーキに赤ワインがやっぱり一番かな。もっぱら島のワインを呑んでいた僕たちだが、今回初めてプーリア州(長靴のカカトのところ)の白を試した。さっぱりした後口で「やっぱり食は南部だよな~」と感動した。プーリア州のアドリア海を挟んだ対岸は、アルバニアマケドニア。食材はそちらからも入ってくるから、より豊かに思えてくる。

 

 ワインの前には、330㎖ほどのビールを呑んだ。日本でも時々イタリアンレストランで飲むモレッティなどを、現地で呑めるのも嬉しい。いやこの6日間、気ままに食べたいものを食べ、呑みたいものを呑むことができました。感謝あるのみですが、早いもので明日は帰国です。