Cyber NINJA、只今参上

デジタル社会の世相をNINJAの視点で紐解きます。

居酒屋抱瓶(だちびん)

 那覇でホテルにチェックインし当日予定の訪問先を訪ねたあとは、地元の人に予約してもらった居酒屋へ。ゆいレールの県庁前駅のあたりから、川沿いにほぼ一駅歩いた。もうじき美栄橋駅というところで、交差点の角に立つ一軒屋が居酒屋だとののこと。那覇市の中心街に近いところで、古民家風の一軒家は珍しい。

 

 お店の名前は「抱瓶」、沖縄居酒屋抱瓶久茂地店とWeb上の地図に出ていた。ちゃんと読み仮名もついていて、「だちびん」と発音すればいいと分かった。東京から一緒の仲間と現地の人の3人で、小上がりの堀ごたつ席に着いた。背後には何種類もの一升瓶、7割くらいは泡盛、残りは芋中心の焼酎。僕の家で常備している「さつま島美人」もあった。

 

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 案内してくれた人は沖縄生まれ沖縄育ち、就職してから一時期東京で研修半分のシステムエンジニアをされていたらしい。東京から行ったもう一人と同い年だと分かって急に盛り上がったが、こちらの人は沖縄は2度目?3度目というくらいで、地名などはまるきり読めない。

 

 当然沖縄料理も未経験ということで、ミミガーを始めとする内地では食べられないものをいくつか前菜に選んでもらった。豚の耳(!)と聞いて驚いていた彼も、ピーナッツ和えで出てきたミミガーを食べて、「美味しい」と言った。コリコリした食感で、ビール(当然Orion)のおつまみには最適だ。

 

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 続いてお刺身の盛り合わせ、普段食べられないカジキを入れてもらった。子供のころよく食べたものだが、沖縄以外ではあまりお目にかからない。淡泊でくせのない味わいだ。ここでお酒のおすすめを聞くと、「菊の露VIP」との答え。それを2合ほど陶器のフラスコに入れてもらった。オンザロックで呑み始める。カジキ以外では、手前にある少しだけ炙ったセーイカが美味しかった。

 

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 泡盛はあまり口に合わないと、「ムーンオーシャン宜野湾」滞在中も芋焼酎を飲んでいた僕だが、この泡盛はなかなかいけると思った。その後お腹にたまるものということでアシテビチやフーチャンプルーも注文、お酒は3人で2合で十分だった。アルコール度数は30度だし・・・。3人の大人がお腹いっぱい食べて、1万円でお釣りがくる安さも魅力。中心街の一軒屋の居酒屋、良かったですね。案内してくれた人に感謝です。