Cyber NINJA、只今参上

デジタル社会の世相をNINJAの視点で紐解きます。

懐かしい店「一宮名鉄百貨店」

 久しぶりに故郷に来たので、同窓会後も少し街を歩いてみた。こういう機会でもなければ、この駅に降り立つことはない。すでに実家もなく、両親は熱海に連れてきてしまっている。同級生たちの中には両親を知っている連中もいて、両親の現状を話したり逆に土産話を貰ってりした。親父は身が軽く、祭礼の山車の上に80歳近くなっても乗るなど「活躍」していた。その神社の今の話などは地元でなければわからない。

 

 JR尾張一宮駅名古屋鉄道名鉄一宮駅はもともと連結していたが、30年ほど前に線路全体が高架化した時に総合駅としてリニューアルされた。駅ビルには市街地にあった図書館や商店などが集まってきて、究極のコンパクトシティ化をしている。

 

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 僕も一時期この駅から徒歩5分の賃貸マンションに住んでいて、駅ビルの施設はよく利用した。駅から100mほど離れたところにあった大型書店も駅ビルの1階に移ってきた。150m離れていた名鉄百貨店も駅ビルに移り、跡地は大型マンションになっている。

 

 1階部分には、ここが発祥の地の「CoCo壱番屋」も入っている。ふと足を止めたのが「OSOZAI 美濃味匠」。この地方のお惣菜を小分けにして売ってくれる、独身生活にはありがたい店だった。お酒のおともが豊富だった記憶がある。「CoCo壱」と違ってあまり首都圏では見かけないのが残念。一度鶴見駅前で見かけたが、出張の途中だったので何も買えなかった。

 

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 駅の東側は名鉄百貨店がまるまる入っていて、1階部分は名鉄のバスセンターだ。その切符売り場の前にあるのが居酒屋「嘉文」。地元のものもある・・・程度の普通の居酒屋だが、場所が便利なのと割合安いので何度か利用した。親父がひいきにしていた店でもある。そうそう、家内と結婚することになって初めて両親と4人で食事をしたのもこの店だった。

 

 百貨店の最上階には、レストランが数件入っている。近くに住んでいたからおひとり様ディナーで利用した記憶もあるのだが、よく思い出せない。お店が入れ替わったのかもしれない。まあ次に来たときは確認してみようかなと思いながら、帰路の切符を買った。うーん、次がありますかね?