Cyber NINJA、只今参上

デジタル社会の世相をNINJAの視点で紐解きます。

熱海のイタリアン「MON」(前編)

 熱海には、名のある店が多い。「文豪が愛した・・・」などという宣伝文句をよく目にするが、なかなかお高い。銀座並みのお値段のこともある。そんな中で、カジュアルなイタリアンとして評判が高いのが、海岸近くの「MON」。秋の名月の日にここでディナーをと思った。「ピエモンテ州のワイン」を呑みたいなと思ったのも目的の一つ。以前トリノに仕事で行って、美味しい地ワインに出会ってから懐かしく思うようになった。

 

 なかなか予約できないお店なので、2週間前に電話すると運よく取れた。4人掛けテーブルが7つばかり、小さな店とは言えないが半分は仕切られて大家族パーティのような騒ぎになっている。


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 残る3テーブルのうち一つにも先客がいて、全て予約で埋まっているようだ。席に案内されるや、僕ら夫婦はまずワインリストを見る。普通は食前酒を頼み、前菜を選び、メインを決めてワインを選ぶのかもしれない。しかし今回の狙いは「ピエモンテ州のワイン」だから、最後の赤ワインを決めて、それに合うメインから前菜と白ワインを決めるのが妥当と思っている。ピエモンテ州のワインは、リストに3つあった。有名なバローロが8,000円あまり、あと2つはそれよりは安い。今回は、ガッティナーラという銘柄を選んだ。これが決まれば、まず食前酒としてビールを頼んで、ゆっくりメニューを考えればいい。

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 このお店で特徴的な前菜は、9つに区切られたお皿に9種類のアンティパストが盛られて出てくるもの。函館のラ・コンチャと似たものだが、こちらは海の幸中心。カツオのタタキ、シラス、イトヨリ、エビ・イカのマリネ等々の真ん中に、比較的ボリュームのある生ハムが鎮座している。これを少しづつつまみながら、ビールの後はハウスワイン(白)のカラフェを頼んだ。小ぶりのグラスに7杯分くらいあるカラフェで、十分な量である。
 
<続く>